「親のセミリタイア欲が、子供の教育の選択肢を狭めないか」という葛藤

「親のセミリタイア欲が、子供の教育の選択肢を狭めないか」という葛藤

セミリタイアは、いわば自身の願望であることが多いと思います。

家族みんながセミリタイアを応援・支持してくれる場合は、外的な支障はなさそうですね。

ただし、子女を持つ親としてセミリタイアをしたい場合は、家族に対する影響も出てくると思います。

今回は、二児のお父さまから、「セミリタイアをしたいけれども、子供の選択肢を親が狭めてしまうのではないか」というご相談をいただいています。

ご質問

いつもブログを拝読させていただいております。

セミリタイアをめざす40代半ばで小学生高学年の二児の父親です。

資産は金融資産6,000万円とローンの終わった築11年のマンションがあります。

自分個人の支出の最適化はできつつあるのですが子供の教育が悩ましいです。あと2、3年で現職を辞めて林業でバイトしたいので子供は中学は公立に通ってもらうことにしました。

子供の選択肢を親が狭めて自分は好きなことをする、という罪悪感を感じてしまいます。さらに子供が高校にあがる頃には、地方の山が近いエリアに引っ越したいと思っています。

地方の田舎よりには中心部に比べて一般的に偏差値の高い高校はありません。進学校に通うなら子供に負担をしいてしまいます。個人的な考えでは、多様性は大学からでよく、それまではある程度均質の中にいるのがよいと考えます。高校までは安く済めば大学での留学は子供が希望すればできる程の資金計画を立てています。

親のセミリタイア欲が子供の選択肢を狭めることに悩んでいます。大学は好きにさせてあげるからそれまで我慢してくれ、というのは親のわがままでしょうか?

罪悪感を感じてらっしゃる以上、なにかしら負の側面を感じていらっしゃるのだと勝手ながら想像いたします。

私が考えるのは、以下2点です。

  1. 多様性は、中学からあってもよいと思います。
  2. 子供は、親の背中を見て育ちます。選択肢はある分野で狭まっても、別の分野の扉が開くことがよくあります。

多様性は中学からあってもよいと思います

私の個人的な考えを述べますと、「多様性は中学からあって本当によかった」と私自身、心から思います。

私が通っていた中学・高校は、多様性の塊です。生徒たちは個性の塊です。タブーや校則らしい校則というものがなく、みなが伸び伸びと自由に育ったからでしょう。ここでは言えないようなことも起こる、素晴らしい環境でした。

大学に進学する頃には、およそ人格は出来上がってしまっています。主に人格や価値観の核が形成されるのは、中学・高校だと私は思います。

また、中学・高校時代の友人というのは、一生の財産になるものです。私自身、そうです。彼らは総じて極めて明晰かつ特定の分野にめっぽう明るく、今までも何度も助けられました。

人間は環境に影響を受けます。よい環境を醸成してあげることは親の務めであり、努めたい部分だと私は考えています。

親の背中を見て育つ子供。選択肢はある分野で狭まっても、別の扉は開く。

とはいえ、ですね。子供は親の背中を見て育ちます。

親が、自身が望む、そして生き生きした生き方をしているか否かで、子供の受け取り方は全く異なるでしょう。

たとえば、ご希望の林業に生き生きと取り組む姿を見れば、お子さんは林業の世界に興味を持つ可能性もあります。そして、田舎よりの地域に移住すれば、都市部と田舎の両方を経験できます。自然に触れる機会も増えるでしょう。それはそれで、確実に観点が増えると思います。

そうすると、偏差値の高い学校という扉は消えても、上に述べたような扉が開くということですね。どの扉がよいのかは、この辺りはなんとも推し量れないもので、人生万事塞翁が馬、何が吉と出てなにが凶と出るかわかりません。

ゆえに、その時その時に、自身が最善だと思う判断を下し続けていくしかないのだと思います。そうすれば、少なくとも「後悔する」ということはなくなりますから。

ですから、私なら同じような立場でセミリタイアという決断を下したのであれば、精一杯、与えられた条件下で子供のために最善となるような環境を醸成することに努めると思います。

既にセミリタイアしたいという決断は固いのだと、勝手ながらお見受けします。であれば、後ろを振り返らず今ある状況下で家族全員が納得するような結果を導出すべく、考え抜いて次々と手を打っていくことを私ならば考えます。

林業の魅力を伝えるもよし、田舎暮らしを究めて共に楽しむもよし、なにかしらの解は必ずあるはずです。それを自分で見つけようとどれだけ日々努められるのか否かが、分水嶺なのだと思います。

以上、僭越ながら若輩者の意見ながら、ご参考になれば幸いです。

Best wishes to everyone!

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