ビーツを収穫しました~!【農業体験談】
“奇跡の野菜”、“食べる輸血”とも称されるほど、栄養素が豊富なビーツ。
そんなビーツを収穫で御座います!
豊富なビーツの栄養
栄養学のおさらいがてら、ビーツの栄養成分を確認しておきましょう。
カリウム、ナトリウム、カルシウムなどのミネラルやナイアシン、パントテン酸などのビタミンB類、食物繊維、オリゴ糖などが含まれるほか、ベタシアニン、ベタインなどほかの作物にはなかなかない成分が含まれています。
それぞれの成分の働きをPICK UP。
- カリウムは、余分な塩分(ナトリウム)を排出する働きあり、むくみの解消や高血圧の予防に。
- パントテン酸は、血液中の悪玉コレステロールを減らし、善玉を増やし、動脈硬化の予防に。
- ビーツの赤色素ベタシアニンは抗酸化作用あり、体内の活性酸素を除去し老化防止・がん防止に。
- オリゴ糖は、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境に〇
ビーツの収穫作業
さて、日本でなじみが薄いかもしれないビーツはそもそもどんな畑で生育しているでしょうか。
普通に関東圏でも栽培されており、特殊な畑ではなく、輪作のひとつとして用いられています。
こんな感じの畑です。
① 鍬か手で収穫する
雑草も生えているので識別しづらいですが、赤めの葉っぱの地中にビーツが埋まっているので、掘り出して収穫する形。
列を作って植え、列ごとに収穫するような感じですね。
こんな感じで、茎や葉っぱ自体が赤いので、これを目印に手で掘ります。
あるいは鍬(くわ)を使って、土全体から掘り返せば、収穫漏れがなくて〇。
② 茎や葉は綺麗にカット
次に、商品として出すものは、茎や葉を以下のようにはさみで綺麗にカットします。
③ ビーツを綺麗に水洗い
次に、ビーツを水で綺麗に洗い、土を落とし、収穫完了!
ビーツの調理
我が家は茹でて、皮をむき、サラダに加えたり、スープにしたりといった形。

鮭のかたわらで、少々の鎮座
こんな感じでいろどりも鮮やかですね~。
まとめ
ということで、ビーツの栄養・収穫の流れでした!
農作業というのは、気候の変化や土・風の匂いを感じ、仲間と共に肉体労働に励む形です。
身体は疲れますが、あくまで心地よい疲労感ですね。パソコンの目の疲れとは別格の心地よさなのです。
さらに、集まっている人々は以前とは明らかに異なる雰囲気の方々です。豪放磊落、細かいことは気にせず鷹揚とされているといったところでしょうか。多様な面白い人が集まっていて、楽しさに拍車をかけます。感謝。
「次はどんな作業をするんやろう」そんなワクワク感をもって、綺麗な川や田んぼのそばを通勤することができます。
世界は広い。仕事や労働の形態も多様にあるのです。職業は第三次産業だけではありませんね。
もし今の働き方に疑問がある方は、第一次産業を選択肢に入れてみるのも、よいのではないかと思います。
心にも身体にも、よいと思います。
Best wishes to everyone!
適度な田舎で、農作業に勤しむ。素敵なライフスタイルやと思います。セミリタイアにも好適ですね。
実際に農業を軸にセミリタイアを検討されている方からのご質問です。
雑草抜きも、めちゃおもろいです(笑)