【VIG】配当愛好家に魅力、10年以上の連続増配株で構成【将来の高配当】

【VIG】配当愛好家に魅力、連続増配株ETF【遠い将来の高配当】

NewsPicksさんなど、「セミリタイア・FIRE後の今なら、どのETFに投資するか」というお題にS&P500連動型インデックス以外で回答しているのが、連続増配10年以上の米国株で構成される【VIG】バンガード・米国増配株式ETFです。

厳密には2017年の記事でも【VIG】が好みであることに触れていましたね。

理由を端的に述べるなら、以下です。

セミリタイア前と異なり、配当の切迫性がなくなったことに起因します。

そして、以下の目的と親和性が高いと思います。(あくまで未来を語るものではなく過去傾向であることに注意)

  1. 下落局面での底堅さを期待したい
  2. インカム・キャピタル両方を狙いやすい
  3. 近い将来というより、遠い将来に高配当が欲しい
  4. 近い将来というより、遠い将来にFIRE・セミリタイア・配当金生活等を送りたい

コロナ後、私の資産増に寄与しているのも、これら増配株となっています。

最大の特徴3つ、そして構成銘柄・セクターをご紹介します。

VIG特長①:下落に強かった傾向

下図の通り、リーマンショック・コロナショックの局面で、市場平均より下落率が小さいことがわかります。

  • リーマンショック時
    VIG:- 41.1%、S&P500:- 51.0%
  • コロナショック時
    VIG:- 17.2%、S&P500:- 19.6%

下落に強いと、以下の精神面的なメリットが下落局面で期待できます。

  • 「ろうばい売りしにくく、比較的心地よく投資を続けやすい」

「近代資本主義という現行社会システムが継続する」という前提下では、株式という資産は「投資期間が長いほど、リターンがプラスとなる傾向」が、過去において認められます。

よって、投資を継続できれば期待値の総和は大きくなる傾向、つまりリターンを得られる公算が大きくなります。

VIG特長②:トータルリターンが市場平均より若干高かった傾向

累計リターン(設定来13年間)

年率リターン推移

青:VIG、赤:S&P500

過去、概してS&P500を上回る推移。また、年率リターン推移をみると上昇時も下落時も市場平均より変動率が低い傾向が見られます。

ただし、市場平均ではなくVGTやQQQといった「今をときめくセクター」より直近トータルリターンは劣ることも付記しておきます。

ただし、直近ハイテクに劣る

ここで、好調なセクターについて、個人的な見解を以下記します。

「今をときめくセクター」を考える際に、以下の観点が重要と考えます。

  1. (たとえば私が)ときめくセクターを推すことは簡単。その時々で調子のよいセクターを推せば、その時点から隆盛を極めている一定期間にわたって多数の納得感・賛同を得るのも簡便。
  2. ただし、セクターに栄枯盛衰があってきたことは、歴史が示唆。
  3. また、1つの傾向が将来にわたって短期継続か長期継続かは、不明。
  4. とはいえ、長期継続シナリオが実現する場合、トータルリターンが相対的に落ちるリスクを包含。

ゆえに、いずれにしても、あくまで中立的かつ客観的に見ておくことを、私は個人的に推します。

つまり、以下の整理が可能です。

  1. ITセクターが今後も隆盛を極めるシナリオに賭け、
  2. 配当に対する特段の興味がなく、
  3. ①の前提条件が満たされた上でのトータルリターンの抜群さに今後も賭けたい人

にとって、【QQQ】【VGT】などが一案、

  1. 連続増配銘柄の下落局面での底堅さが今後も継続し、
  2. トータルリターンが市場平均を今後も上回るシナリオに賭け、
  3. 長期投資の継続を重視しやすい精神環境と市場平均を上回るトータルリターンに賭けたい人

にとって、【VIG】が一案。(コロナ前に市場平均をアウトパフォームしていたSPYDに似た特長。無論、なんらかの前提条件が大きく変わり、VIGやその他ETFも特定の期間でリターンを落とす可能性があり得ることは頭に入れましょう

結局、「どういったシナリオに賭け、投資において何を重視するのか」という、弊ブログおなじみの結論に帰着します。

VIG特長③:継続的な増配傾向

リーマンショックで若干の減配が見られたものの、概して増配傾向が続いています。

設定来13年間で3.3倍。

ただし、増配率がとても高いわけではない

ただし、直近10年間の増配率はVYMに年率で約1%劣るなど、連続増配株で構成されるETFながら必ずしも増配率が高いわけではないことも付記します。

構成銘柄

MSFT、WMT、V、HD、UNH、DISなど、低配当・高増配系が上位を占めます。まさに上述ツイートの通り2019年より志向してきた系統です。

構成セクター

資本財が意外に多め、といった印象。ハイテク系が極端に多いわけでもなく、一瞥する限りは可もなく不可もなくといったところ。

まとめ

ということで、私がコロナ後の取材で「セミリタイアした今、新たに投資するなら?」というお題にお答えしているETFでもある、【VIG】のご紹介でした。

また、実際に既報の通り、私がコロナ後に主力級に引き上げているのも【VIG】に代表される増配株です。

私がセミリタイアするまで選好してきたものは、高配当・連続増配株でした。セミリタイア後の現時点では、低配当・連続増配株と共存したポートフォリオと言えそうですね。

ご参考になりましたら幸いです。

Best wishes to everyone!

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公開日:2020年6月25日