サバイバルファミリーは、セミリタイア・FIRE等をめざす人は一見の価値ある映画

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この作品、好きですね☘️

特に現代で忘れがちなこと、未曾有の事態に結局なにが最後に残り、核心となるかが示唆されています。

この手の事態も念頭に生きると、観点が増えます。支出の最適化・セミリタイア等とも親和性ある価値観の描写。

Netflixでも観れます。https://amzn.to/3dRz9Aq

これ私めちゃくちゃ好きな作品ですね・・・。後半部分、2回見ちゃいました。

FIREをめざす方にも一見の価値ある映画だと思います。

サバイバルファミリーは、セミリタイア・FIRE等をめざす人に1度は見てもらいたい映画

FIREをめざす際、よほど高収入でない限り、「支出の最適化」は必要になってきます。実現可否を金銭で測る上では支出水準が大きな要因となるからです。

じゃあ「支出の最適化」ってなにかというと、突き詰めると結局「生き方」や「価値観」なんですよね。

①人間は結局動物であり、自然である

私は昔からの1つの軸として、「結局、人間は自然に回帰する」「人間は結局、動物」という考えがあります。

こういった考えを描写してくれている映画だと思いますね。

  1. 自然と調和した生活
  2. 自然の恵みをいただく

これがやっぱり基本だと思います。食物連鎖でもあります。

こういった側面に焦点を当てた時、たとえば手放してもよいものってたくさんあるんですよね。以下が一例です。

  1. デジタル機器
  2. 高価な腕時計など装飾品

作品でも描写されてますが、こういったものって、極端な例ながらアマゾンに放り出された時、全く役に立たない。

身ひとつで何ができるのか、これを改めて自分に問う際にも良い映画だと思います。

②「どういう時代に生きているのか」を再度見直すきっかけになる

現代はこうやって「デジタル機器であふれ、社会インフラが整備され、それがあって当たり前」かのような錯覚を覚えがちだと思います。でも、有史以来を振り返ってみても、それはここ数十年のパラダイムシフトに過ぎないわけで。

そういったデジタル社会にのめり込みすぎると、人間の体調面などでも副作用があるのは経験上も明らかです。なぜなら、人間はそもそもそういう生活を想定した機能としてデザインされていないからです。

これはトン時代に、特に感じた違和感です。今の貨幣経済・資本主義という世の中の仕組みが「あって当たり前のもの、前提として無意識に考えている」ように思えた時がよくありました。つまり、何が言いたいかというと、たとえば本作のような事態が起こると、前提は一気に瓦解するわけです。

その時代に当たり前となっているものは、往々にして人間がどう人間足り得るのかを忘れさせてしまう1つの側面だと私は思いますね。

③観点が1つ加わる。支出の最適化に通じる価値観。

これも社会インフラ、デジタル機器などが身近にある現代では忘れがちかもしれませんが、未曾有の事態によって電力・ガス・水道が使えなくなる事態って、全然ありえるから備えておきたいと思うんですよね。

特に今回のコロナショックはある意味でその警鐘ともなり得るもので、未曾有のことっていつなんどき起こってもおかしくない。だからこそ未曾有なわけで。

日頃からそういう事態も念頭に置いて生活することって、私はめちゃくちゃ大事だと思います。

で、これって結局以下の発想につながります。

  1. 「今あるもの」で何とかする
  2. 「なくてもいいけど、あったら便利なもの」を不必要に持たない
  3. 本当に必要なものにしか金銭を投じない

そうですよね、これらは、いずれも支出の最適化・経済的自由に親和性のあるものなのです。

だからこそ、FIREをめざす人には、なにか感じられる映画だと思うのです。

まとめ

一応まとめると、以下3つの側面があります。

  1. 人間は結局動物であり、自然
  2. 「どういう時代に生きているのか」という問いかけ
  3. 支出の最適化に通じる価値観

デジタルまみれな方々、セミリタイア・FIREをめざす方々、ミニマリストな方々、いずれも一見の価値ある映画と思います。

ツッコミどころがあるシーンもありますが、そこは枝葉末節に類するところでしょう。

Amazonプライム・Netflixでも見れるので、お時間ある方は見てみてください。

Best wishes to everyone!

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公開日:2020年5月17日

コメント

  1. 社会人M より:

    とてもおもしろそうですね。
    私自身の振り返りももちろん、彼女に少しでも価値観を伝えられるかなと思いながら拝見してました。

    私事で恐縮ですが、私の彼女、当初は私のセミリタイアへの活動を応援してくれていたのですが
    最近支出の最適化をし始めた段階で遠回しにケチくさいと貶すようになってきました。。笑

    生活する上であれば嬉しいけどなくても我慢できるものを見極めていく事で、
    本当に大切な物を大切にできる生活にたどり着けるという事を
    なかなか理解してもらえずにいます。

    amazonプライムでも見れるようですので、一緒に見てみます。

  2. のらうさぎ より:

    はじめまして。毎日拝見させていただいております。
    いつも貴重なご意見、アドバイスありがとうございます。

    いい映画ですね。特に田舎のおじいちゃんとのシーンが好きです。

    田舎で暮らしている人は電気、ガス、水道がほとんどいらない生活をされていますし、必要なものはなるべく自分で作っていますね。
    話を聞きますと『生きることが趣味』とのことで・・・たくましいです。