「【ARCC銘柄分析】エイリス・キャピタルを市場暴落時に仕込みたい【高配当米国株】」という記事を書いていたぐらいなので、買いました。
2015年後半より高配当株をひたすら購入してきた結果、2020年の株式からの受取配当金は税引後で月平均20万円を超える見込みです。これで生活費は賄えますので、今後は高配当株だけに限らず、低配当でも増配率の高い好配当株にも積極的に投資して参ります。そのような銘柄も今後紹介していきます。
— 穂高 唯希|Yuiki Hotaka (@FREETONSHA) May 19, 2019
以前の上記ツイートの通り、特にセミリタイア以降は「配当をさらに増やす必要あるんかな…」と思っており、キャピタル次第では利益確定も考えての購入です。
【ARCC】エイリス・キャピタル、市場暴落時に購入
ARCCの株価・配当利回りの推移(過去1年間、2019年4月1日~2020年4月6日)は下図の通りです。
配当利回りは20%に迫る水準です。かなり異常な値です。
【ARCC】リーマンショックでは、しっかり減配
なお、ARCCは実際にリーマンショックの時、下図の通り減配しています。
▶ 最高値:52.3%
(2009年3月5日)
▶ 最低値:7.85%
(2011年2月28日)
▶ 設定来平均:11.11%
(2020年3月21日時点)
【ARCC】コロナショックで約60%下落
直近の株価推移を、以下再掲します。
ご覧の通り、ARCCはリーマンショック時もそうでしたが、株価の下方硬直性は全くありません。
今回のコロナショックでは約60%下落しており、ほかの銘柄よりも下落幅が大きいです。
よって、リスク選好的な投資家でない限りは、手出ししない方が無難と言えます。ボラティリティが高いからですね。
今後の焦点:金融危機に波及するか
ARCCは「多少の減配、十分あり得る」前提で臨むぐらいでちょうど良いと思います。
今回のコロナショックを経済・金融の観点に限って言えば、信用収縮がリーマンショック時と比べると限定的です。一時ハイイールド債など売られましたが、BAA債・国債の信用スプレッドなどは比較的堅調でした。ただし、あくまで「今のところは」ですね。
実体経済は確実に傷んでおり、今後銀行の貸し出し態度の変化や、バランスシートが傷む懸念等が生じ始めると、雲行き怪しく、注意も必要です。
Best wishes to everyone!
ARCCについては、以下をご参考に供します。
暴落相場における臨み方です。あらかじめ想定して決めておくと良いと思います。