ダウ急反発も、まだまだ油断は禁物、あくまで保守的に構えておきたい
2020年3月13日の米株式相場は急反発しました。
- ダウ工業株30種平均は前日比1985ドル(9.3%)高の2万3185ドル62セントで引け、上げ幅過去最大。
- 上昇率は2008年10月以来、約11年半ぶりの大きさ。
- トランプ米大統領の非常事態宣言を受け、米政府の新型コロナ対策が本格的に始動するとの期待。
マーケットでは上記のような受け止めと言われていますが、全く油断できないですね。
当面の底にはなり得ても、2番底、3番底を試しに行く可能性は厳然としてあるわけで、ここから反発・上昇に向かうとの想定は全くの時期尚早と個人的には考えます。
反発したからと言って、
- 米国の景気拡大期は過去最長を更新していたこと、
- 控えるはリセッション、
- 原油の需要サイド・供給サイドが緩んでいる、
などの事象には大きな変化なく、引続き保守的に構えたいところです。
引続き、保守的・悲観的なシナリオに沿いつつバランスを取る形
具体的には、引続き資金管理を徹底(現金の確保、買い余力を決して切らさないことなど)すること。
その上で、長期低迷という悲観シナリオに沿って保守的に自らにとって心地よい投資方針を堅持することが、心穏やかに長期投資をしていく上で肝要と思います。
市場がいくら急反発を繰り返そうが、あくまで心構えとしてはフラットに、バランスを取りながら淡々と続けていく形でまいりましょう。
Best wishes to everyone!
淡々と続ける仕組みとして、やはり自動積立サービスは適していますね。
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