米国株ETF【VTI】の購入タイミング・買い目安の基準を示します。

「機械的に定期的にETFなどを積み立てることで時間をかけず、ゆったりと腰を据えて資産形成をしたい」という方々もいる一方で、「なるべく株価が安い時に買い、少ない原資で少しでも多く配当金・トータルリターンを追求したい」という方々も多くいらっしゃると思います。

そのように、「機械的な積み立てより、少し裁量性を持たせて米国株のトータルリターンの良さを最大限享受したい、最大限狙いたい」という方々のために、米国株ETF【VTI】の買い目安・購入タイミングとなる基準を本記事で示します。

米国株全体に投資できるETF【VTI】の購入タイミング・買い目安の基準とは

VTIの買い時・買い目安の基準として、昨日示した高配当株ETFの買い時と同様に、やはり以下2つの観点が購入タイミングを計る際に有用です。

VTIの買い目安の基準

1)配当利回り

2)VIX

更に分解すると、以下4つのタイミングに分けられます。

【VTI】購入タイミングの目安

1-1)配当利回りが平均値を超えた時

1-2)配当利回りが一定値を超えた時

2-1)VIXが20を超えた時

2-2)VIXが30を超えた時

【VTI】配当利回りから見る購入タイミングの目安

VTIにおける配当利回りから見た買い時の目安は以下の通りです。

VTIの配当利回り目安

1-1)配当利回りが平均値を超えた時

→ 配当利回りが1.81%を超えた時

1-2)配当利回りが一定値を超えた時

→ 配当利回りが2.0%を超えた時

下図は設定来2019年8月までのVTIの株価推移と配当利回りの推移です。

設定来から2019年8月18日における配当利回りの平均値は1.81です。よって、少なくとも配当利回りが1.81%を上回っている局面で買いたいところです。

そして上図が示す通り、配当利回りが2.0%を超えることは稀であり、いずれも押し目買いに好適な局面でした。

この観点に鑑みますと、もう1つの買い目安の基準としては配当利回りが2.0%を上回る局面が購入タイミングの目安となります。

リーマンショックの影響で2009年3月9日に一時配当利回りは3.7%の最高値を記録しています。

下図は過去5年間における、VTI株価と配当利回りの推移を示したものです。

過去5年間で見ても、配当利回りが2.0%を超える水準は絶好の押し目買い局面であったことがわかります。

【VTI】VIX指数から見る購入タイミングの目安

VTIを買い付ける際には、VIX指数も非常に参考になります。

VIX指数とは、S&P500のオプション取引の値動きを元に算出される数値で、別名「恐怖指数」とも呼ばれ、投資家心理を示す数値として利用されています。

冒頭でも述べた通り、VIX指数から見る買い目安の基準は以下の通りです。

VIX指数から見る買い目安

・VIXが20を超えた時

・VIXが30を超えた時

下図は、VTIとVIXの関係を示したものです。

上図が示唆する通り、買いタイミングとしては少なくともVIX指数が20を上回った時を照準に定めたいところです。特にVIX指数が30を超えた時はかなり良い買い場であったことがわかります。

米国株ETF【VTI】の購入タイミング・買い目安の基準まとめ

まとめますと、以下の通り。

VTIの配当利回り目安

1-1)配当利回りが平均値を超えた時

→ 配当利回りが1.81%を超えた時

1-2)配当利回りが一定値を超えた時

→ 配当利回りが2.0%を超えた時

VIX指数から見る買い目安

・VIXが20を超えた時

・VIXが30を超えた時

ただ、リーマンショック級の暴落となると、上述した目安以上に大きく振れる可能性があります。配当利回りはかつてない数値まで高まる可能性もありますし、VIXもリーマンショック時は80まで上昇しましたから、30を大きく超える可能性もあります。

ですから、基本的に上で挙げた数値というのは、上昇トレンドの押し目買いの際に参考になる値・水準となります。

VTIを買う際に結構参考になる観点だと思うので、よかったら買い目安としてみてください。

Best wishes to everyone!

200日移動平均線も、参考になる指標の1つですね。ただしテクニカルは万能ではありません。

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同様に高配当株ETFでの購入タイミングを示したものです。

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公開日:2019年8月19日