TOBで大幅高となったユニゾホールディングスを半分利益確定し、三菱商事買い増し

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ユニゾ株価チャート(1年)

ユニゾホールディングスはHISによるTOB発表以降、色々な思惑が交錯しています。

その思惑が重なり合って1つの定量的な数字として株価が形成されているわけで、興味深く、面白いです。

定性的な思惑が色々と交わって、定量的な1つの数字として収れんする、これこそが経済の醍醐味かもしれません。

TOBで大幅高となったユニゾホールディングスを半分利益確定し、三菱商事買い増し

ユニゾホールディングスは株主優待のホテル割引券の使い勝手が良く、大のお気に入りです。

そのため、100株だけ2,480円で保有していました。

のちに、度重なる増資発表により株価は下がり、配当利回りは5%近くまで上昇。

さすがに割安にも程があると思い、以前配当収入記録の記事でも述べた通り、1,828円で大幅に買い増ししたユニゾホールディングス(3258)。

もうこの頃は、Yahoo!Financeのユニゾホールディングスの掲示板やSNS界隈をちらっと見た限りは、「度重なる増資で株主軽視だ」と非難の嵐だったように記憶しています。

そんな中、たまたま運良くHISによるTOBが発表され、株価はTOB価格の3,100円を超える3,500円超まで一時急騰。

配当利回りが2%台になる程度まで株価が上昇したので、3,200円で半分利益確定し、売却で得た資金はそのまま、配当利回りが更に高い三菱商事の買い増しに充てました。

これで原資はそのままに、配当収入の底上げが期待できます。

日本株における買い増し候補は、オリックスと三菱商事あたりです。オリックスはちょっと今の水準では待ちたいところ。

個別株投資は、やはりそれなりの醍醐味がある。しかし他人様におすすめできるのは、ETF

ETFは効率的ですし、以下記事にも記載した通り、

【MO・BTI】低迷するたばこ銘柄から見えてくるETFの心理的な優位性

ETFの特徴でもある「広範な投資対象」ゆえの優位性もあり、投資に馴染みのない方にオススメするなら断然ETFです。

ETFなら、個別銘柄の決算チェックも不要ですし、バンガードやブラックロックの組成するETFは信託報酬が低いですし、積み立てにあたって広範な知識を必ずしも要するわけでもありませんし、自動積立の設定さえすれば、手間もかかりません。

ETFは、やはり優れた投資商品です。

ただ、個別株は個別株で、投資が好きな人にとっては、やはり本記事でも述べたような醍醐味があるのも事実です。

私は引続き、ETFか個別株のどちらかだけに絞るわけではなく、米国株か日本株かその他の国の株のいずれかに絞るわけではなく、欲しいと思った投資対象を都度購入していくスタイルを継続する予定です。

ただ、人さまにオススメするのであれば、それはやはり米国株ETFになります。

【米国株】初心者でも出来る米国株ETF投資の方法とは

【経験談】おすすめの資産運用は、配当金を重視した株式への長期投資

まとめ

今回、利益確定できたのは、自分の投資手腕が優れていたからではなく、たまたまHISによるTOBが発表された為に、単に運が良かったです。

株式投資という一定のリスクを負っているからこそ、享受できた幸運とも言えます。

それにしても今回の件は、あそこまで実質PBRが低いと、他の企業も食指が動くという好例となるかもしれません。

今回の件を踏まえてもなお、自分にはグロース株への投資より、配当金を重視した投資手法の方が、やはりしっくり来るなと思います。

自分がしっくりくる投資手法を見つけていくというのも、株式投資の醍醐味ですね。

Best wishes to everyone!

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