三菱サラリーマンさんを真似て、会社でもエレベーターではなく階段を使うようにしたら、
「少しでも仕事をサボるために階段を使っている」
と言われてしまった。ちなみに工場なので1階分の移動が普通の建物の階段の4階分くらいあって1階と4階の間をよく移動しています。
— Kymineianos (@Kymineianos) October 11, 2018
三菱サラリーマンさんに影響されて、アーモンドを食べ始めたり職場で階段上ったりするようになったが、肝心の資産運用面を真似していないな。最近、高配当ETFに興味を持ち始めたので、近く買うかもしれん。
なお、アーモンドで便秘が改善した気がするし、太腿も多少張ってきた。感謝。 https://t.co/ECSB5lC7VG— 伊勢屋環 (@isytmk283) May 20, 2018
無類の階段好き、三菱サラリーマンです。
「三菱サラリーマン的 階段エクササイズ」、以上の通りご参考にして頂いている方がいらっしゃるようで、とてもうれしく思います。
この階段エクササイズ、しばらくできない状況にあったので、そのデメリット・落差が凄まじかったので記しておきます。
なお、階段エクササイズって何?という方は以下記事をご参考に供します。階段は貴重な資源です。
毎日階段エクササイズの効果は計り知れない
会社が10階以上の階層にあったため、毎日階段で上り下りし、エレベーターも一切使わず移動は全て階段で行っていた「階段エクササイズ」または「階段トレーニング」。
そんな階段エクササイズも、階段をあまり使う機会のない地域では、有効に活用できません。
実は三菱サラリーマンは、最近階段をあまり使う機会のない地域(どこやねん)にいたので、階段エクササイズができませんでした。
そして、最近久方ぶりに登山に行ったわけですが、あまりの下半身能力の凋落っぷりに、少々、いや、かなり、打ちのめされました。
ちょっとショックでした。
まだ30歳ですし、そんな1年で年齢的に急遽筋肉が衰える年でも期間の長さでもないですし。
で、何が原因かと考えたんですけど、やっぱりどう考えてもこの「階段トレーニングを一定期間行っていなかったこと」が最大の原因ではないかという結論に至りました。そしてそれは正しかった。
登山は「心肺能力」と「下半身の筋肉」が重要になってくるわけですが、そのどちらも階段トレーニングで鍛えられます。そして、階段トレーニングは、登山の上り下りの行動どちらとも酷似しています。
この心肺能力と下半身の筋肉のどちらも落ちていることは明確でした。
上りでは心肺能力がキーになりますし、下りでは太ももなどの下半身の筋肉がキーになってきます。
上りも下りもいつも行っていた山なのにめちゃくちゃきつかった。いつもピョンピョン飛び跳ねて軽快に颯爽と行くところが、そうならない。
そして、大股で石の上を渡るところでも、以前はなんともなかったのに、若干よろよろしている始末。
うーん、これはアカンやないか。由々しき事態。
ということで、階段の上り下りをがっつりできる場所に久方ぶりに帰り、やったわけですが、もうこれが10階に行くまでで既に太ももがめちゃくちゃキツイ上に息が切れるという。
毎日階段を60階分上った結果、息切れしなくなったと述べていた通り、今まで10階とか余裕で息も切れず、涼しい顔して上っていたわけですが、その10階でこの体たらく。
最近は運動が不足しがちでしたし、登山も行けていなかったので、せめて階段トレーニングだけは是が非でも続けていた方が良かったと痛感しました。
やはり、キレのある肉体は日々の鍛錬で成り立つものです。
メッツの最高位を誇る階段運動
それもそのはずで、階段を上る(速く)は、なんと厚労省が定める「健康づくりのための身体活動基準 2013」における「3メッツ以上の生活活動の例」で下記のとおり、8.8メッツの最上位を誇るほどなんですよね。
METs(メッツ)は「Metabolic equivalents」の略で、活動・運動を行った時に安静状態の何倍の代謝(カロリー消費)をしているかを表しています。
3メッツ以上の生活活動の例
- 3.0 普通歩行(平地、67m/分、犬を連れて)、電動アシスト付き自転車に乗る、家財道具の片付け、子ども の世話(立位)、台所の手伝い、大工仕事、梱包、ギター演奏(立位)
- 3.3 カーペット掃き、フロア掃き、掃除機、電気関係の仕事:配線工事、身体の動きを伴うスポーツ観戦
- 3.5 歩行(平地、75~85m/分、ほどほどの速さ、散歩など)、楽に自転車に乗る(8.9km/時)、階段を下りる、 (項目多いので、以下略)
- 4.3 やや速歩(平地、やや速めに=93m/分)、苗木の植栽、農作業(家畜に餌を与える)
- 4.5 耕作、家の修繕
- 5.0 かなり速歩(平地、速く=107m/分))、動物と遊ぶ(歩く/走る、活発に)
- 5.5 シャベルで土や泥をすくう
- 5.8 子どもと遊ぶ(歩く/走る、活発に)、家具・家財道具の移動・運搬
- 6.0 スコップで雪かきをする
- 7.8 農作業(干し草をまとめる、納屋の掃除)
- 8.0 運搬(重い荷物)
- 8.3 荷物を上の階へ運ぶ
- 8.8 階段を上る(速く)
ご覧の通り、速く階段を上ると、生活活動の中で最上位です。(出所:「健康づくりのための身体活動基準 2013」)
この階段上りに加えて、三菱サラリーマンも所有の「アンクルウェイト」を装着して階段トレーニングを行えば、更に効果は上乗せされます。
私も先述の体たらくを痛感し、階段トレーニングが日常的に可能な場所に戻り次第、アンクルウェイトも加えてまた階段ライフを始めます。
ちなみに私は以下ナイキのアンクルウェイトを使っています。三浦雄一郎氏も愛用のアンクルウェイトという素敵な相棒については別途詳細を書きたいと思います。
階段トレーニングは登山に行きづらい地理的環境であれば、尚更マストでやっておくべき事象だということが明確に判明しました。
階段をあまり使う機会のない地域(どこやねん)から離れ次第、ガッツリまた階段トレーニングを復活させ、山中を飛び跳ねたいです。
階段トレーニング、改めてぜひやってみてください。おすすめです。
Best wishes to everyone!
階段トレーニングの詳細は以下をご覧ください。