10連休でセミリタイア熱、更に高まる
やっぱほんまにセミリタイアしたいですね。めちゃくちゃしたい。連休で心の底から思いました。
やっぱり連休最高ですよ。ゆっくり自分の時間も過ごせるし、家族や友人と安らかなひと時を過ごす。
これこそがまさに人生を謳歌しているというものです。
時間や場所を規定され、やることも決められ、大部分のことが主体的ではなく受動的に決まっていく。やっぱり現行ライフは私の望むライフスタイルと明確に著しくかけ離れている。
とはいえ、霞を食べて生きていくわけにはいきません。それが大多数のサラリーマンの内情であるのも、これもまた事実でしょう。
ここ数年ひたすらに努めてきたからこそ、明日セミリタイアしても大丈夫な経済的基盤を築けるようになりました。
とはいえ一方で、今の勤務状況は若年期に資本を蓄積するには好適な1つのプラットフォーム上にいるというのも事実。
定期的に「絶対これおかしいやん、録音するで…」というようなこともありますが、まだもう少しだけ、あと少しだけ、頑張ろうと思ってます。頑張らないために、頑張るのです。
セミリタイアするのにご立派な理由なんて要りません、不要。したいからする、それだけで十分。
以下有名な「MBA取得者と漁師のお話」をご存知でしょうか。定期的に自戒するに足るお話です。
メキシコのある田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。
メキシコ人の漁師が小さな網に魚を獲ってきた。その魚は新鮮でなんともイキがいい。
それを見たアメリカ人旅行者は、こう尋ねた。
「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの?」
すると漁師は「そんなに長い時間じゃないよ」と答えた。
旅行者が、 「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。惜しいなぁ」
と言うと、漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。
「それじゃあ、余った時間でいったい何をするの?」
と旅行者が聞くと、漁師は、
「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって……ああ、これでもう一日終わりだね」
すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。
「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、あなたにアドバイスしよう。いいかい、あなたは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。それで余った魚は売る。お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。
その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。
その頃にはあなたはこのちっぽけな村を出てメキシコシティに引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。あなたはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」
漁師は尋ねた。
「そうなるまでにどれくらいかかるのかね?」
「20年、いやおそらく25年でそこまでいくね」
「それからどうなるの?」
「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」
と旅行者はにんまりと笑い、
「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」
「それで?」
「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、 日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。どうだい。すばらしいだろう」
人生は短い。いたずらに望まぬ時を重ねては後々、後悔することは目に見えている。
若年期に資本を蓄積するのは人生における資産形成において必要不可欠。一方、資本を蓄積することをあまり優先させすぎると、セミリタイア時期が後ろ倒しになってしまうのも事実。
このバランスをしっかりとる必要があります。
Best wishes to everyone!