サラリーマンは、人事権と仕事量の差配を主体的に決めるは困難【仕事効率化→仕事量増→効率化→増】
やはりサラリーマンは安定と引換えに人事権や仕事量の差配が握られているため、立場が弱すぎる。仕事を効率化して早く帰ると仕事を増やされるスパイラル。自分がコントロールできる範囲が限定的。これは自分の一度きりの人生を主体的に描きたい人にとっては致命的な欠陥。絶対に自分の力で生きていく。
— 穂高 唯希|Yuiki Hotaka (@FREETONSHA) March 15, 2019
サラリーマンをディスって煽るつもりは毛頭ありませんが、冷静に考えてやっぱり日本の大企業に勤めてきてつくづく思うのは、「自分の人生を主体的に描きたい人」にとってサラリーマンという働き方は構造的な欠陥を抱えていると感じます。
もう今まで散々経験してきましたが、サラリーマンには「あるあるスパイラル」がありますよね。
家族との時間や自分の時間を大切にしたい
↓
早く帰れるように仕事の効率化に努める
↓
早く帰れた!
↓
上司「お、こいつ余裕あるやん」
↓
君の成長にもなるし会社の成長にもなる、色々な経験をして欲しい
「はい、新たな仕事だよ」
↓
「…」
↓
「早く帰ろう…」
↓
効率化に努める
↓
早く帰れた!
↓
上司「お、まだ余裕あるね~」
↓
「はい、新たな仕事だよ」
↓
「……………」
このスパイラルは幾度となく経験してきました。部署や勤務地が変わるたびに、部署によっては同じことが起こり得ます。
そして今般、海外担当にも関わらず、海外と国内をどちらも担当。
いまだに「遅くまで残業してることが美徳」と思っている人もいます。そして、そんな点で以て海外の人々の信用を得ようと思っている人もいます。前時代的思考であることは明らかなのですが、それが現実です。
サラリーマンを特徴づける構造的な要因とはなにか
上述してきたことの背景には、サラリーマンを特徴づける構造的な要因があります。
- 上司を選べない(付き合う人の制限)
- 人事権が会社にある(転居や通勤など移動の自由の制限)
- 仕事量の差配も会社にある(勤務時間の長さ等時間の制限)
この3つの要素がある限り、社員である個人がコントロールできる範囲は限定的です。
これは別に、一緒に働いている人々を悪く言っているわけではありません。あくまで構造上このようなリスクや制限を抱えていると言っているわけです。
そしてサラリーマン自体を批判しているわけでもありません。
あくまで、以上述べたような自由が制限されるのを好まない人にとっては、サラリーマンの特徴上、構造上、如何ともしがたいという状況になるということです。
仕事量の差配という点で述べると、結局仕事の速い人は仕事をどんどん振られるし、仕事の遅い人の方が仕事は振られないという状況になることがよくあります。
すると、仕事の速い人は結局本気出して能率よく仕事を進めるインセンティブが働かなくなります。
なぜなら、仕事を早く仕上げれば、余裕があると見なされ、更に重い仕事が降ってきて早く帰ることが困難になるからです。
であれば、だらだら仕事した方が自分にとっては楽になりますよね。そして、仕事を増やされないように仕事が多くないにも関わらず残業することに繋がります。
もうそうなっていくと完全にゲーム理論の「囚人のゲーム」的な状態になってきますよね。
皆がそんな風に意味のない残業をするようになっていくと、チーム全体としての効率は凋落していきます。
こんなことが、こういう立派な企業で起こっているわけです。これはやっぱりおかしいと思いますよ。
と、愚痴で終わっては何の意味もなく、非生産的ですから、粛々と打てる手をどんどん打っていくのみです。
この状況に甘んじることは絶対にしませんし、従前から行っている収入の複線化などの施策をどんどん加速させていくことを改めて決意します。
明日は給料日。収入の8割をせっせと株式買付にまわす単純な作業。そうして配当収入の綺麗な右肩上がりのグラフが描かれていく。いかに若年期に投下資本を蓄積できるか、もうそれに尽きるんやで。
— 穂高 唯希|Yuiki Hotaka (@FREETONSHA) May 24, 2017
過去に後悔せぬよう、未来に不安を抱かぬよう、今現在に注力。絶対に自分の力で生きていく。
Best wishes to everyone!
以下は関連記事です。