複利効果を実感するのは、配当金・資産額がいくらになった時か【いつ感じる?】

配当金収入や資産額がいくらになると、複利効果を感じ始めるか

ご質問

三菱サラリーマン様

住友サラリーマンと申します。真似して住友サラリーマンというブログはありでしょうか?冗談はさておき質問させていただけますと幸いです。

本ブログ記事中の「効果(配当による複利の効果と私は理解しました)を感じられる」という点につきまして。

>最初が一番大変かもしれませんが、あとからどんどん規模のメリットが活きてきますから、早期に取り組めば取り組む程、効果を感じられると思います。

配当が何円入ってきた時から「効果」を実感されましたか?当方は今のところひたすらインデックス積立で積立額2000万円(含み損益プラス20パーセント)です。

三菱さんのブログ読ませていただき配当投資も「精神安定上」いいなと思っております。

収入の一定割合を配当株、ETF積立検討してますが、いち早く「効果」を実感するために、インデックスを売却して、ある程度まとまった額(例えば合計1000万円)でJNJとかPG、KOに投資しようかなと考えてます。早く「効果」を実感したいので、初期のまとまった投資をいくらにしようか思案してます。ただまとまった額は時間分散でリスク軽減できないので、期間の分散をしたほうが?でも、そうすると「効果」実感できないしなぁというところです。

三菱さんは、配当額が何円の時点で「効果」実感されましたか?長々と申し訳ございませんでした。これからも楽しみにしております。

住友サラリーマンさん、ご質問ありがとうございます。

  • 配当額が何円になった時点で、複利効果などの「効果」を実感したか

月額10万円の配当金あたりから効果として実感する

結論から申し上げますと、だいたい月額で10万円(税引後)を超えたあたりから「実感」として不労所得の厚み、そして再投資のやりやすさを感じ始めます。

なので、配当金が月額10万円に達したあたりから複利効果というか、再投資する金額の厚みが増える実感が湧いてきます。

高配当株による配当金再投資戦略は、基本的に定期的に(毎月)買い付ける形ですから、その際に給与収入以外に「計算できる収入」がもう1本出来ると気分的にも非常に楽になってきます。

計算できる収入として目処になるのは、やはり10万円でしょう。10万円ならばほぼ手数料負けせずに、それだけで再投資出来てしまいますから気持ち的にも大きいです。

>>関連記事:米国株で手数料負けしない買付金額はいくらか(SBI証券)

配当金だけで毎月再投資できるのは、ある種の快感があると思います。

では月額配当金10万円を得るにはいくら運用額が必要か

では、月額配当金10万円を得るには種銭としていくら必要か、ということですが3000万円は必要になります。

運用額3000万円を高配当株・REIT・ETFなどに投資して、税引配当利回りが4%で年間配当金120万円です。

税引後配当利回り4%を得るには、それなりに投資対象が限られますし、達成可能な時期も限られますから、最低でも3000万円必要という感じでしょうか。

1000万円あたりからでも感じることは出来ます。月3万円ぐらいの配当がもらえますから。あるとないでは全然違います。

ただ、より実感として如実に感じるのは3000万円を超えたあたりからでしょう。

そして3000万円といえばアッパーマス層です。

>>関連記事:アッパーマス層、金融資産3,000万に20代で到達して思うこと

アッパーマス層から準富裕層へ、意識の変化

この区分け層的にも3000万円は1つの目途・目安にもなりますね。このあたりから準富裕層の5000万円も意識し出すところです。

そして安定的な投資手法が確立していれば、

1000万円→3000万円より、

3000万円→5000万円のほうが感覚的には速いです。

これはもちろん、1000万円の時より元本が3倍もあるからですね。配当金再投資戦略を採る際には、この再投資額の差は如実に感じられると思います。

更に時間の経過と共に昇給も程度の差はあれどあるはずですから、家族構成の変化がない限りはそれも追い風ですね。

5000万円になってくると、だいぶ景色が変わってきます。これは明らかに景色が変わります。

増配率が堅調であれば、簿価(取得価格)に対する利回りも年々上昇しますし、月額配当金が税引後で20万円に近づいてきます。

やっぱり配当が月20万円超えてくると、相当再投資も楽になってきます。初任給と同じ程度ですから、キャッシュフローという意味ではもう1人新卒の自分がいて、月々キャッシュフローを生み出してくれるようなものです。

この頃からセミリタイアの実現可能性も意識し始める人が多い水準かもしれません。

>>関連記事:配当金生活に必要な最低資産額は、5000万円!

まとめ

ということで、配当による複利「効果」として実感し始めるのは、月額配当金が税引後10万円になる頃からです。

そして自身の投資手法が確立していれば、同時にその「効果」を実感し始める頃から、資産形成のスピードは上がっていくことが感じられるはずです。

それは同時にアッパーマス層から準富裕層への移行期でもあり、その移行期が終わると、セミリタイアや配当金生活も徐々に意識できるような資産額・水準になってきます。(支出の最適化がどの程度に落ち着くのかにもよりますが)

なので、3000万円という運用額は、複利効果の実感としても、資産形成のスピード加速開始時期としても、1つのマイルストーンになり得る地点だと思います。

Best wishes to everyone!