投資元本を増やすという目的では、彼女を持つのは「負債」になるか
はじめまして。いつもブログを楽しく拝見させて頂いております。
三菱サラリーマンさんに影響されて米国株式投資を始めた24歳、社会人2年目です。
質問なのですが、3年以上付き合った彼女と別れてから半年間彼女ができておりません。そのため、そろそろ彼女が欲しいなあと思っているところです。
しかし一方で、投資元本を増やすという目的(金持ち父さん的観点)を考えた際に、彼女を持つということは「負債」に当たるでしょうか。
かなりくだらない質問となり恐縮ですが、ご意見伺えますと幸甚でございます。
よろしくお願い致します。
いえいえ、同じような疑問や悩みを持っている人もいらっしゃるかもしれません。ご質問ありがとうございます。
私は決して負債にはあたらないと思います。もっともっと、素敵なものです。
まず大前提として、お金はあくまで人生のツール・手段であって、それ以上でもそれ以下でもないと思っています。
確かに、この資本主義社会では、お金を持つことで確実に人生の選択肢は増えます。そして多様な局面で有効なツールになり得ます。
関連記事:【資本主義の真実】お金持ちは楽にお金を増やせる【お金持ちに優しい】
ひいては精神安定剤にもなり得ます。逆にお金に縛られて精神不安定要素にもなり得ます。
そのツールを使う当人次第で、お金は心強い分身のような存在にもなり得ますし、自身を蝕むものにもなり得ます。宝くじにあたって人生が狂い始める人などは後者の典型ですね。
なので、お金とは、上手く距離感を保ち、客観的にその有用性を認識した上で、付き合う必要がありますよね。
人生において、何が大事でしょうか。
この命題に対する回答は人によっても違いますし、多様な価値観があってもちろん良いと思います。
私はやはり、まず親を大事にすること、これが人生の大前提としてまず大事だと思います。親がいなければこの世に生を受けていません。ならびに大事なのは恋人や配偶者など家族や友人など周囲の人々でしょうか。
彼女というのは、人生のパートナーになり得るわけですから、1人の人と深くわかり合うというのはとても素敵なことですし、実際に色々な局面・ハードシップを乗り越える上で、強力な理解者・味方となってくれるのは親や配偶者・友人であり、理解者です。
お金はある意味、常に中立です。使い方によっては、相対的に味方です。しかし、親や家族・友人というのは絶対的な味方です。特に親は絶対的な味方と言って良いと思います。
人を1人、成人まで育てるというのは、それだけで物凄いことです。これは親に感謝してもしきれないことです。
人と2人で、一緒に生活をする、これもすごいことです。配偶者には感謝してもしきれないことです。
良いことがあったときに一緒に喜んでくれる友人がいる、これも感謝してもしきれないことです。
職場での悩みのほとんどは人間関係と言います。悩みの種になり得るのも人間関係ですし、喜びの種になるのも人間関係です。
お金持ちになると、周囲もお金持ちになってほしくなる?
仮に1人で2億円を持っていても、つまらないと思います。
共に過ごす親がいる、一緒に楽しむパートナーがいる、一緒に遊ぶ友人がいる、これで初めて2億円に相応の価値が生じるのではないでしょうか。
自分ひとりお金持ちになっても、楽しくもなんともないのではないでしょうか。これは実際にお金を持った方の中に、共感する方もおられるのではないでしょうか。
だからこそ、家族だけでなく友人の資産が増えるとうれしいですし、ひいては理想主義的かもしれませんが、偉そうに言わせてもらえば関わり合う人の資産も増えて欲しいと思っています。それが社会の安寧に繋がるなら。
素敵な彼女を持つのは負債に当たるのではなく、むしろ絶大な幸福感を育むゆりかごのような資産と言えると思います。
それも人生を共に過ごしていく中で、相性が良ければその複利効果は米国株の7%どころに留まりません。
絆と相性が正しければ、時と共に複利効果のように強靭になっていきます。
繰り返しますが、お金はあくまで手段であって目的ではありません。ですから、資産運用自体が自己目的化しないように気を付ける必要があります。
ご質問者さんが言うところの資産になるのも負債になるのも当人次第、そして相性次第です。ただ、基本的にお金目当てや打算目的で近寄ってきた人は、表現が適切かは別にして負債となってしまう可能性は相当高いのは確かでしょう。
「彼女が負債かどうか」というご質問ですが、それ以前にそもそも彼女はバランスシートでは表現しきれないものです。
彼女は彼女そのものであって、資産でも負債でもなく、ただ、「その人」なのです。
「節約」と「彼女」 両立可能
節約と彼女は両立できます。休みの日は2人で作ったお弁当とレジャーシートで公園でピクニックをしてみるのは、いかがでしょう。
なにも高いレストランに行く必要はありません。値段の高低が重要なのではありません。
仮に値段をとやかく言う彼女がいたら、その彼女は貴方を見ているのではなく、貴方の財布を見ているので付き合い方を考え直しましょう。
- 一緒に登山に行く
- 手作り弁当でピクニックに行く
- 街をひたすら散歩する
- 一緒にジョギングする
- NetflixやAmazonプライムで映画を見る`
- 湯けむりの庄など温浴施設で過ごす
などなど二人で工夫してお金のかからないデートをする、なんていうのも、相手に理解があればとても楽しいものです。
あれこれ考えて工夫するのは、たのしいですよ。
なので、節約志向・投資元本を貯めたいということであれば、そのような価値観の合うパートナーを探すことをおすすめします。
諦める必要はないですよね。都会では見つかりにくいかもしれませんが、都会にもいます。
自分を大きく、かっこよく見せる必要もありません。ありのままの自分を受け入れてくれる人を探しましょう。
きっと、いや必ず、いるはずです。
Best wishes to everyone!!
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銀行利息、保険利率だけがたよりのバブル崩壊直後に社会人となった世代が、50歳からでもできるお勧め資産形成方法を教えてください。失われた25年を取り返せ無くても助けとなるスベを教えてください。