【爆滑りの実態】ニセコは中国人が増えたとはいえ、それでも欧米系が多い。日本語は完全に少数派。
豚から人間に戻るべく10日間の休暇を取ってニセコへスキーしに来た三菱サラリーマン。
以前からニセコは外国化・外国の方々が急増していることは聞いていました。
しかし、年を追うごとにその数は増えている気がしますね。
例えば今回もニセコのアンヌプリスキー場で激滑りしてましたけど、聞こえてくる言語が体感として大袈裟でなく「英語が60%、中国語が20%、よくわからない言語10%、日本語10%」です。
「中国人、爆買いから爆滑りへ」、中国人がスキー場で急増という報道を見かけますが、ニセコではまだまだオーストラリア人など欧米人が多いですね。中国人も多いですけどね。
ニセコへの訪日外国人、去年よりさらに増えてる気がする。
アンヌプリのスキー場ゴンドラ6人乗りに乗ると毎回自分以外全員外国人。
聞こえてくるのは圧倒的に英語、次点で中国語、日本語少数派。地価もこの一年で更に上昇。スキー場レストランもフライドポテト大盛り2,000円、カツカレー1,800円。 pic.twitter.com/cQ9rmvlBPC
— 穂高 唯希|Yuiki Hotaka (@FREETONSHA) February 10, 2019
上記ツイートの通り、6回ゴンドラに乗って6回とも自分以外全員外国人ですよ。6人乗りでだいたい自分+外国人4~5人。
小学生の時に学習塾・浜学園で学んだ ”場合の数” 的な発想で確率を割り出すと、いかにこのスキー場で外国人が多いかを理論上は帰納的に示せることになりそうです。
外国人急増による変化とは
これだけ外国人が増えると、影響が出てきます。私が体感した影響は以下3つ。
- 土地が高騰
- スキー場のレストラン価格が高騰
- 近辺で働くには英語必須
土地が高騰
約3年前と比較し、土地の市場価格は倍になっています。建屋も入れると更に上積みが期待できるでしょう。
他にも知り合いが数年前にタダ同然の土地を某山麓に購入していましたが、具体的な額を言えないほどの額で最近売却し、相当な売却益を得たようです。
比羅夫(ヒラフ)の別荘街とか目が飛び出るような価格で去年はボンボン売れてました。オーストラリア人は南半球に住んでいるので、1年中スキーをしたい人は別荘を購入するわけです。
なぜニセコなのかと言えば、雪質が素晴らしくパウダースノーだからです。
札幌近くの銭函でもパウダースノーながら、ニセコは札幌などの他地域より積雪量が多いです。(実際に新千歳着いてニセコへの道中は快晴でも、ニセコや蘭越周辺は雪降ってることが非常に多い)
スキー場のレストラン価格が高い
大盛りポテトフライ2000円、カツカレーやラーメン・ホワイトカレーなど軒並み料理が1800円です。
基本的に吝嗇の私からすると目の玉飛び出るほどの価格なんですけど、これが行列ができるほど混んでます。
この価格帯でもお構いなしに外国の方々がバンバン注文していくわけです。まだ2割ぐらい上げても全然余裕でしょう。
それぐらいレストランも外国人で溢れかえっています。余りにも混んでいるので、我が家は街に出てランチしに行ってます。
近辺で働くには英語必須
先述したようにとにかく訪日外国人が多いので、当然ながらそこで働くには英語が必須です。
新千歳空港からニセコへ向かうバスが象徴的で、60歳を超えているであろう男性がバスの運転手をしていますが、英語でしっかり行先や注意事項などを努めてご説明なされます。
そのバスの乗客も毎回、私日本人は完全に少数派で、私以外基本的にほとんど外国人ですよ。「ここどこの国やねん」って思うレベルで。
北海道のこういった観光資源のある地域は間違いなく今後とも旺盛な需要があるでしょう。そして外国語が得意な人であれば間違いなく引く手あまたです。
だって、ニセコ、若い日本人少ないんですよ。こういう地域は今後ともがっつりウォッチしていきたいと思います。
ほんとに、「ここどこの国やねん」と思うことが何度もあります。ニセコならではですね。
Best wishes to everyone!
2020年はコロナウイルスの影響で、中国人観光客は激減していると感じます。