【好待遇】華やかに見える海外駐在員の本音と実態【ストレスフル?】

華やかな海外駐在員のイメージ

海外駐在員に憧れる方から、海外駐在の実態やリスクを知りたいという要望を頂いたので、以下述べていきます。

まず、海外駐在・海外赴任ってどんなイメージが浮かびますか?

  1. 社用車で出勤し、
  2. 家賃タダでプール付きのマンションに住めて、
  3. お手伝いさんやハウスクリーニング付きで、
  4. 海外手当で給料も日本より断然良い

結構こんなイメージではないでしょうか。

たしかに、国にもよりますが「このような好待遇は実在する」と身をもって断言できます。

資産形成という観点からは、資産運用の種銭が相当貯まりやすいことは間違いありません。

まず家賃が会社負担ですし、海外赴任手当がつきますから、余程派手な生活や豪遊をしない限り可処分所得は劇的に増えます。

なので、サラリーマンが資産形成をする際には、会社にもよるでしょうが概して海外赴任した方が有利です。

海外赴任・海外駐在に憧れる諸氏も多いかと思いますが、ここで海外赴任の実態や実情、そして海外駐在員が漏らす本音を記しておきたいと思います。

まず言えるのは、「海外赴任手当が付き、広い家が会社から無償提供されるのもうなずける。日本で勤務する時と比べ、それは正当な対価である」というケースがあるということです。

以下、あえて海外駐在のリスクになり得ることを挙げていきます。株式投資と同じく、まずはリスクも頭の片隅かど真ん中で認識しておきましょう。

海外赴任の実態①:濃密すぎる人間関係

かなり濃密な可能性があります(笑)

ジャパニーズサラリーマンの文化が凝縮されたような世界が待っている可能性があります。

まず基本的に日本人同士で固まることが多く見受けられます。現地の人々と交友関係を築いて、現地の人々と大半の時間を過ごすのは非常に少数派です。

ランチは当然のこと、退勤後の食事や飲み会まで同じメンツなんてこともありますし、日本にいる時と同じように、

「1次会で飲み(@日本料理店)、2次会でマッサージ、3次会でカラオケ or 飲み(@日本料理店)、4次会でラーメン(日系)で締め、夜中の3時に帰宅」

なんていう飲み会が普通に繰り広げられます。

そしてその頻度が高い。国にもよりますが、多い時は会食や飲み会が週4とかあります。

更に、現地法人は1つの部門の中で大半は現地スタッフで、日本人が2人なんてこともあります。

そうすると部下の立場で来ると、毎日上司と2人でランチなんてことも全然あります。そして2人で飲み。(マヂ気つかうし、もう話すことないょ…なんてことも)

少数で濃厚な日本人の人間関係が繰り広げられる世界なので、日本である程度飲み会から逃れられていたとしても、海外ではそうはいきません。

めくるめくジャパニーズワールドです。で、これは実はすごく理解できます。

なぜなら、現地語を体得してないと、そもそも現地化なんて難しいですし、文化や気心の知れた母国の人と深く付き合うのは自然といえば自然です。

「思った以上に海外生活は寂しい」と思う人が多いのも事実ですから、同郷・同胞で集まるというのも人間というものかもしれません。



海外赴任の実態②:ローカルスタッフとの人間関係

まず基本的に海外の現地法人は概して東京本社の日本人ほど仕事をしません。しないというか、非常にドライというか割り切っています。

中には愛社精神というか、日本文化を理解する現地スタッフもいます。

想像に難くないというか、基本概念が異なると同じ土俵で話が通じないので、いかに日本の同質性が高く、阿吽の呼吸が成り立っていたのかを痛感するはずです。

しかも、国によっては平気で案件を自分の知人に優先的に横流しすることで、マージンを得ようとする社員もいます。

そのように文化的素地が圧倒的に異なる国に行くと、考課者であるか否かでも変わってきますが、立場によっては東京本社と現地の板挟みとなり、なかなか御しがたい状況に陥ることも全然あります。

勿論これは一例にすぎず、全てにあてはまることではありませんが、そのような国もあります。

海外赴任の実態③:食事・衛生・便利さ

これは日本はもう圧倒的に素晴らしいですね。

相当きめ細やかに考えられた上で、色々なサービス・衛生環境・食事環境・便利さなどなどが日本では整備されていると思います。

日本ほど素敵な環境はないのではないかと思うぐらいに、日本はこの辺のホスピタリティは抜群に良いですよ。そこは誇っても良いと思うぐらいに。

仕事のストレスは日本では高く、働くには良い国とは限りませんが、住んだり旅行することにおいては、日本ほど素敵な国はないと思います。ほんとに。

海外赴任の実態④:単身赴任はヤバイ可能性高い

先述しましたが、現地語が非常に流暢でないと、現地を100%楽しむことは難しい可能性があります。

自分なりの気分転換の方法や、現地を楽しむ術を心得てない限り、意外に暇を持て余すことが十分にあり得ます。

家族や妻帯同なのであれば家族で楽しめますが、単身赴任ですと場合によっては1人で週末も家に塞ぎ込んでしまうような事例も見受けられます。

あるいは平日は仕事、更に土日は接待ゴルフや社内の同僚とゴルフに駆り出されるなど、仕事関係一色の人間関係になることもあります。

海外駐在中は、「海外にいることを活かして週末は海外旅行だ!」と意気込むものの、この辺りは上手く立ち回らないと、結局旅行どころか自分の時間が確保できないリスクが非常に高いのです。



このように、一見華やかに見える海外駐在員ですが、実に様々なリスクが潜んでいるのが実情です。

盲目的に海外駐在に憧れるより、以上のような海外駐在員の感じる苦悩や潜在的なリスクをしっかり認識の上で、今後のキャリア方針や人生プランを考えることを強くお勧めします。

とはいえ、リスクばかり挙げつらいましたが、一方で形式等に過度にこだわらなくて良く、欧州ならビジネスカジュアルで全然OKな職場など非常に働きやすいところもあります。

総合的に見てメリットが大きく上回るところもありますから、こういうと身も蓋もないかもしれませんが、実際に自分の目で、身をもって体験して初めてわかることが多いでしょう。

過度に期待値を上げず、リスクもどこかで認識し、あくまでニュートラルにとらえることも時には肝要です。

Best wishes to everyone!

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