iDeCo(個人型確定拠出年金)は入るべきか否か

2019年12月24日時点で、以下改正がなされる見通しとなった確定拠出年金(個人型・企業型問わず)。

▶加入対象が全会社員に拡大

▶解約時期が「60歳」から「60歳~75歳」に

これら踏まえた上で、個人型確定拠出年金(イデコ)について入るべきか否かというご質問について、以下回答申し上げます。

iDeCo(個人型確定拠出年金)は入った方が良いか

ご質問

数ヶ月前からブログ等を拝見させて頂いております。

ブログ内の記事を大体目を通し、数年早く三菱サラリーマン様のことを知れていれば……!!と悔いる思いです。

これを機会に、昨年末より配当金目的で投資先を米国株等に切り替え、MOなどを良い値で取得できたと思っております。

さて、iDeCoについて言及されている記事を見受けられなかったのてすが、三菱サラリーマン様はiDeCoについてどのような見解をお持ちでしょうか。

ご質問ありがとうございます、大変恐縮です。

私が考えるイデコ(iDeCo)に加入すべき否かのポイントは以下の通りです。

イデコ(iDeCo)のポイント
  1. 若年期にお金を持っていたい・使いたい人
    → 老後まで資金拘束があるので、おすすめしません
  2. 若年期より老後にお金を持っていたい・使いたい人
    → おすすめします

ちなみに私は、若年期のキャッシュフローを増やしたいので、iDeCoは全くやっていません。

確かにiDeCoは税制上素晴らしいメリットがある制度です。具体的には以下3点。

  1. 退職所得控除・公的年金等控除
  2. 所得税・住民税の所得控除
  3. 運用益非課税

これら税制上のメリットというのは、長期で見ると非常に効いてくるものでもあり、勿論享受したいところです。

iDeCo最大のデメリットは、60歳~75歳まで資金拘束があり、途中解約不可

ただ、iDeCoは、一度資金を入れてしまうと、60歳~75歳まで引き出せないという資金拘束があります。

これが最大のネックであり、確定拠出”年金”たるゆえんでもあります。

更に今後定年が延長されることはあっても、短縮されることはないでしょう。実際に2019年には元々の60歳の解約時期が60歳~75歳と選択肢の幅が広がることとなりました。

私がiDeCoをやらない理由は、この途中解約できないことに尽きます。

老後まで資金を引き出せない、使えないというのは個人的にはどうも使い勝手が良いとは思えないのです。

資産運用をする上で、換金性・流動性というのは私の中で外せない項目であり、何より若年期にしっかりキャッシュフローを欲しいのです。

30歳と60歳では、同じ金額を保有していても、その意味や用途の可能性は全く異なります。

ただし、見方を変えれば、途中解約できないからこそ、積み立ててさえいれば、老後資金を一定額確保できる性質のものになります。

よって、あくまで純粋に老後資金目的ということであれば、大いに活用するメリットのある制度と思います。

【iDeCo】個人型確定拠出年金まとめ

ということで、まとめると以下の通りになります。

イデコ(iDeCo)のポイント
  1. 若年期にお金を持っていたい・使いたい人
    → 老後まで資金拘束があるのでオススメしません
  2. 若年期より老後にお金を持っていたい・使いたい人
    → オススメします

①なのか②なのかは、個々人によって考え方や嗜好が異なってきますから、当人の人生プランに合わせて選択をしていく形と思います。

今ある制度を上手に活用し、人生を充実させていきたいですね。②の方は、その手段の1つとしてiDeCoは十分おすすめできるものだと考えます。

ご参考になりましたら幸いです。不明点等あれば遠慮なくご連絡ください。

Best wishes to everyone.

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