余裕資金の何割を株式投資にまわすのか

余裕資金の何割を株式投資の積立にまわすべきか

結論から申し上げますと、10割をおすすめします。

*家族環境等に起因する制限など特殊要因がないという前提

例えば毎月余裕資金が7万円なのであれば、私ならば7万円全額を株式投資(高配当株式ETFのHDVかVYMがおすすめ)に積み立てます。

なぜ余裕資金の全額か?

①投資において資金量の多寡が最もインパクトが大きい

これは、資金量の多寡が株式投資において一番インパクトが大きいからです。

1億円持っている人が2%の年利で200万円の利益を得られるのに対し、500万円の資金額の人が200万円得ようとすると、年利40%という驚異的なパフォーマンスを達成する必要があります。

②定常的なキャッシュフローの大きさが重要

定常的なキャッシュフローが多ければ多い程、相場の下落局面でも大いに役割を果たします。

相場は必ず下落局面を迎えます。上がるものはいつか下がり、下がるものはいつか上がるという、過去の値動きを見ていれば自ずと明らかになるまさに自明の理です。

そしてそのような下落相場で株式を購入した人は、アベノミクス然り、大きな果実を手に入れられた事実は歴史が証明しています。

その際に定常的なキャッシュフローが多ければ多い程、買い増し余資が多く蓄えられることになりますから、定常的なキャッシュフローは多いに越したことはありません。

③若年期にどれだけ資金量があるか

20歳が持つ1億円と、60歳が持つ1億円は、価値が違います。

複利計算の際の年率を1%と非常に低く見積もり、そしてリスクフリーレートとも称される国債利回り1%で運用したとしても、1億円は40年後には1億5000万円です。

同じ金額であっても、何歳の時にその金額を持っているからで、その価値は大きく変わるということですね。

若年期にいくら資産を持っているか、もうこれが生涯資産の全てを決めると言っても過言ではないでしょう。

例えば20歳で、棚から牡丹餅的に、資産が7000万円あれば、金融リテラシーが一定程度あれば、もうそれだけで長期・積立・分散によって、まず生涯を通して大丈夫でしょう。

それほど資金力の多寡と年齢の2つの条件は決定的な要因になってきます。

どのような金融商品を勧められるか

投資のキホンは「長期・積立・分散」です。

「長期」・「積立」を楽ちんにやるには、以下SBI証券の自動積立サービスがおすすめです。

最初に設定さえすれば、自動的に積み立ててくれるので、お手軽に始めることができます。変に人間の感情が入らないので、狼狽売りということもありません。

「長期・積立・分散」のうち残りの「分散」はETFで実現できます。ETFというのは、多数の株式が詰め込まれたパッケージ商品のようなものです。

その中でも米国の高配当株式を集めた高配当株式ETFである「VYM」や「HDV」を私なら勧めます。

なぜなら、信託報酬という手数料も安く、過去リターンも良好で、4か月ごとに配当金が比較的多く出るからです。

この配当金というメリットはバカにならないもので、以下記事で詳述していますので、興味がある方はご覧ください。

買付時には手数料負けにもご用心

ただ、仮に米国株に投資するのであれば、手数料負けという概念にも留意しておく必要があります。

約10万円以上貯まってから株式を買い付ける方が良いでしょう。詳しくは以下記事をご覧いただけますと幸いです。

「余裕資金から何割を投資にまわすのか」まとめ

ということで、もし私なら余裕資金が毎月7万円あるのであれば、以下3つの観点から全額を株式の購入に回します。

  1. 投資において資金量の多寡が大きなインパクト
  2. 定常的なキャッシュフローが多ければ多い程良い
  3. 更に、若年期に資金があれば複利効果の観点から尚良い

Best wishes to everyone!

こちらは給与の何割を投資にまわすか、というご質問を頂いたものです。

給与の何割を株式投資に回すのか
給与収入のうち何割を投資に回すのか 給与の何割を株式投資に回せば良いのか?目安とするなら月いくら? ...

現金比率の目安と、その考え方についてです。

投資における現金比率の目安と判断材料について
投資する際に、現金ってどれぐらい持っておけば良いの…?目安は?その判断材料になりうるものは? 読者の方から現金比率に関するご質問を頂きまし...

株式以外にも、不動産ETFに投資するという選択肢もありますね。

【IYR】米国不動産ETFで人口成長国アメリカのリートへ分散投資可能
【IYR】iシェアーズ米国不動産ETFとは 世界最大の資産運用会社、ブラックロックが組成する米国リート114銘柄に分散投資できるETFです...