不労所得が遂に月20万円突破して思うこと(2018年9月)

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配当金収入という不労所得が手取りで遂に月20万円突破して思うこと

月間受取配当金は過去最高を更新。あくまで単月ベースですが遂に月20万円を超えました。

月20万円の不労所得というのは1つの節目であり、単身であれば華美な生活を追求しない限り健康で文化的な生活が送れる水準ではないでしょうか。

サラリーマンになってから数年が経過。元々何かに縛られることを好まず、留学以降は「規則があるようで、ほとんどない国」を知り、その心地良さを知り、その志向は更に強く。

そんな中、カルチャーの違いや不文律に少なからず衝撃を受けた結果、入社当日から自分の足に依って立つため、学生時代よりも更に経済的自由への渇望、あるいは試行錯誤への力点が置かれ始めたのも当然の帰結と言えます。

あくまで単月ベースに過ぎませんが、不労所得が月20万に到達して思うのは、やはり以下のこと。

  • 常に「他の選択肢がない」という背水の陣ではなく、いつでも「辞める」という選択が可能であること

上述した効用が結局、以下のような副次的効果として派生しているんだと思います。

  1. 社内政治などに腐心する必要性がなくなる
  2. 自身が意義を感じないものにはコミットしない

更に、以下に示す両者は全く違います。

  • 他の選択肢がなくて、あることに従事している」
  • 他の選択肢を持ち合わせた上で、あることに従事している」

まず心持ちが大きく違いますし、「自身が選択してやっていること」と、「必要に迫られてやっていること」とでは、自身の選択責任有無という点で大きな差があります。

「選択している」ということは、ある意味で「自身が望んでしている」という要素が生まれます。ですから、そこに愚痴を言う余地は生まれません。自分が選択したのですから、責任が付随しますよね。

しかし、必要に迫られたことであれば、愚痴を言う余地は生まれやすい。

選択肢が多すぎると、人は迷い、決断しにくくなる傾向も研究で示されていますが、複数の選択肢を持っておくこと自体の効用は人生において大きいと思います。

以前も述べましたが、いつでも辞められる環境で働くのと、必要に迫られて働くのでは、見える景色は確実に違います。

配当金という不労所得の記録(税引後)

それではまずは、月例の配当収入(税引後)の記録です。

2018年9月に受け取った配当金・分配金・株主優待は以下銘柄となりました。

9月銘柄

  1. PFF(iシェアーズ米国優先株式ETF / 米)
  2. IBM(米)
  3. BP(英)
  4. XOM(エクソンモービル / 米)
  5. RDSB(ロイヤルダッチ・シェル / 英蘭)
  6. JNJ(ジョンソンエンドジョンソン / 米)
  7. SO(サザン / 米)
  8. DUK(デューク・エナジー / 米)
  9. ENB(エンブリッジ / カナダ)
  10. HSBC(英)
  11. スプリングリート(中)
  12. 日本コンセプト(日)
  13. ヒノキヤグループ(日)
  14. JT/日本たばこ産業(日)
  15. インヴィンシブル投資法人(日)
  16. カナディアンソーラーインフラ投資法人(日)

今後も米国株に限定はせず、国を問わず高配当株を購入していく方針に変わりはありません。

JNJ・SO・DUKは値動きを見つつ、買い増したいところです。

2018年9月の不労所得

2018年9月の配当収入は税引後で233,625円でした。

内訳は以下の通りです。(単位:円)

日本株口座 46,464
Spring REIT 34,588
カナディアンソーラーIF 32,589
ヒノキヤG 32,273
PFF 14,210
IBM 12,594
BP 11,880
XOM 11,839
ENB 8,000
RDSB 7,554
JNJ 7,223
SO 6,664
DUK 4,099
HSBC 3,648
合計 233,625

内訳表が長くなってきました。

リートはこれからも買い増し予定です。直近では東証上場の米国リートETF(1659)も新規で購入しています。
(最近バタバタでまだ記事としてまとめきれていませんが…)

月別グラフでみた不労所得(2016年 ~ 2018年)

恒例の過去3年間の配当推移と比較した月別グラフは下記の通りです。数値は全て税引後。

今月も前年同月比で伸びています。配当金収入は月別で過去最高額となりました。

去年比で伸びた要因はSO・ENB・カナディアンソーラーインフラ投資法人などの購入が挙げられます。

スプリングリートも大きい。あとは米国株の増配も地味ながら貢献してくれています。

淡々と給与収入の8割と賞与全額を株式市場に投下してきた結果です。長期・つみたてを実現するには、給与収入から毎月一定額を確保し、淡々と積み立てていくことが一案です。

配当再投資の威力は緩慢ながらも不労所得が着実に増大

手取りで月23万の配当収入ともなると、そのインパクトを如実に感じ始めます。高配当株に投資していれば、資産規模で言うと3000万ぐらいから配当再投資の効果を実感し始めるのではないでしょうか。

市場の波に関係なく、安定して少しずつ配当を吐き出すことで自動的に利益が確定されますから、悪くない仕組みだと思います。

自分の右腕が別働隊として働いてくれているような感じでしょうか。また一方で、資本主義というか株式というものは不思議なものだと感じます。

今はまさに株式の正の面を謳歌していますが、これが暴落すると負の面が顔を出してきます。それなりに配当金が入ってくると、少し身が引き締まる思いをする時があります。

なんだかあまりこの配当金という宝刀に熱をあげすぎるのも不味というか、あくまでリスクや負の面も認識の上で淡々と付き合う必要があるでしょう。自分を客観的に見るのは投資以外でも役に立つことですよね。

熱をあげすぎてバランスが崩れると、それは普段の投資行動に必ず表れると思うので、楽観にも悲観にも傾斜しすぎないようバランスを取っていくことが肝要。

そのバランスを取る際に「給与の8割を投資する」という今の投資方針を貫徹することがしっくり来ているので、キャッシュフローがある限りは引き続き粛々と資本を投下していきたいと思います。

そのためには無駄な支出は無理のない範囲で排除することが大前提です。ゲーム感覚で楽しくやれる人は性に合っていると思います。「ゆめゆめ節約を侮ること勿れ」と個人的には感じますが、こればかりは個人の価値観や嗜好によります。

私の投資行動とその記録が、以下ツイートを担保するに足りる軌跡となり、加えて資産運用について考えるきっかけになれば幸いです。

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Best wishes to everyone!

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公開日:2018年10月6日