アルトリアグループ【MO】を40万円分購入
今月も定例の株式買い付けを行いました。
アルトリアグループ【MO】
株価 :58.55ドル
配当利回り:5.47%
購入株数 :60株
金融資産の10%を超えないように、MOの保有額を現状4万ドルを目処とし、40万円分の買い増し額となりました。
少し凹凸が生じますが、9月の買付額は今のところその倍額程度を想定しています。
株価指標(2018年8月末時点)
まずは購入時点でのデータをチェックしてみましょう。
予想PER : 14.63倍
配当利回り : 5.47%
増配率(過去3年): 8.3%
配当支払い月 : 1・4・7・10月
さすがに50年に迫る連続増配で配当利回り5%超えは食指が動きます。
私のポートフォリオは10月の配当が極端に少ないので、今回の買い付けで小幅ながら底上げになりました。
2018年は21%の大増配
2017年までの過去3年平均の増配率は8.3%です。
2018年は既に21%もの大幅増配、素晴らしい増配率。
これで過去10年間で9度目の増配となりました。例年アルトリアグループは8月に増配を発表します。
しかし、今年はトランプ政権の減税もあり、様相が少し異なりました。
まず現地時間3月1日に一株当たりの配当が従前の0.66ドルから0.70ドルへ6.1%の増配。
続々と保有株が増配を発表しています☘️
アルトリアグループ(MO)が6.1%の増配を発表!(2018年) https://t.co/6AbGdmjf20
— 三菱サラリーマン@全力以赴 (@FREETONSHA) March 4, 2018
更に8月に例年通り増配が発表され僅か5ヶ月後に0.70ドルから0.80ドルへ増配。
年間で21.2%の大幅増配です。年間受取配当金が手取り円換算で32,000円増えることと同義です。
従来の増配率から頭2つほど抜けた増配発表に投資家はやや疑念を抱くかもしれません。
しかし、Q2決算でEPSの通期見通しは3.94ドルから4.03ドルに上方修正されました。(前年比16〜19%の増益。)
よってDPS3.2ドルは同社の配当性向80%を目処とする配当政策に忠実に沿ったものであり、狂気的な増配とは言えません。
一方、配当性向に基づいた忠実な配当政策となると、EPSが下がった時に、そこも忠実に即減配となるのか注目されます。その意味では来期のEPSも注目したいところですよね。
とはいえ、年2回にわたり20%を超える大幅増配に踏み切るわけですから、経営陣は余程見通しに強気とも解釈できますが、果たしてどうでしょうか。
株価推移(過去10年)
過去10年間、過半の期間において株価は上昇しています。直近は55ドル前後で反発しました。
英国で株主重視から従業員重視への方向転換も一部提起されたとの報道もありましたが、従前通りの株主還元を期待したいと思います。
アルトリアグループへの投資
同社への投資は一旦打ち止めも検討していましたが、さすがにこの大幅増配には食指が動きます。
同社への投資額は4万ドル前後の水準になっていますので、同社への買い増しはそろそろ一旦打ち止めとする予定です。
Best wishes to everyone!
アルトリアグループの配当推移や事業内容などを記載しています。
高配当たばこ株としては、ブリティッシュアメリカンタバコもありますね。
M&Aによるグローバル化に成功した日本企業群の1つとも言われる日本たばこ産業(JT)も保有しています。