年が明けてもう1か月が経とうとしています。
日々情報収集していると、人工知能や自動運転など多方面における技術の進歩が速く、特に中国を中心に目まぐるしく世界情勢が変わっています。
そんな中、日本の伝統的な企業は時計の針が進んでいるのかいないのか、どうなんでしょうね。
イールドカーブの定点観測
さて、今月もイールドカーブのフラット化はどうなっているか定点観測します。
基本的に長期金利はその国の経済の見通しを示唆し、短期金利は中央銀行の政策金利を反映します。
長短金利差がなくなると、銀行の伝統的な業務という意味では利ザヤが確保できなくなるので、貸出減少→個人消費・住宅投資や設備投資の減退→不況という形で景気動向に影響を及ぼし得る側面があります。
更に、リスクフリーレートである国債利回りが上昇するということは、リスクを負って株式に投資する意義が薄れますから、株安要因になります。
更に、無理してハイイールド債に投資する意義も薄れますから、地力のない発行体の信用不安に繋がりやすくなるでしょう。
米国の長短金利差
下図は米10年国債と2年債の利回り差を描いたものです。

2017年

2018年1月
長短金利差は一貫して縮小傾向にあります。2年債利回りは今秋以降右肩上がりに対し、10年債はほとんど上昇せず、12月末時点で利回り差は0.52まで縮小していました。
2018年1月26日現在では利回り差は0.54と先月末時点に比べてほぼ横ばいです。
2年債利回りの上昇傾向が継続していますが、法人減税以降米長期金利も上昇傾向にあります。
調整局面、それは遅かれ早かれ到来する局面ですが、いつなのかはおよそ誰にもわかりません。
更に、世界の株式時価総額が世界のGDPを上回っており、その点も見逃せないポイントです。
配当金・分配金の記録(税引後)
それでは月例の配当収入の記録です。
1月に受け取った配当・優待銘柄は以下5銘柄となりました。
- WBK(ウエストパック銀行)
- NGG(ナショナルグリッド)
- MO(アルトリアグループ)
- GSK(グラクソスミスクライン)
- スターツプロシード投資法人
2018年1月の配当収入!
2018年1月の配当収入は税引後で81,078円でした。
内訳は以下の通りです。(単位:円)
WBK | 27,181 |
NGG | 17,845 |
MO | 13,721 |
GSK | 11,276 |
スターツREIT | 11,055 |
合計 | 81,078 |
今月は英国や豪州ADRの銘柄が多いですね。日本株はREIT1銘柄のみとなっています。
PFFは売却してなくなったのではなく、12月の特別配当が月末にあり、今月は配当がありません。
2018年1月の売買
- SO(サザン)新規購入・買い増し
- アダストリア(2685)新規購入・買い増し
- ENB(エンブリッジ)新規購入
- 上場インデックスファンド新興国債券(1566)買い増し
購入早々、アダストリアが堅調です。
結構ざっくり管理してるので、抜けてるものがあるかもしれませんがこんな感じです。
月別グラフでみた配当収入(2016年 ~ 2018年)
過去3年間の配当推移と比較した月別グラフは下記の通りです。
2016年1月の配当収入は4,467円、2017年1月の配当収入は16,586円でした。
今月も前年比で月間配当収入が着実に増えています。来月は確実に税引後配当金は10万円を超えてきます。
明日は給料日。収入の8割をせっせと株式買付にまわす単純な作業。そうして配当収入の綺麗な右肩上がりのグラフが描かれていく。いかに若年期に投下資本を蓄積できるか、もうそれに尽きるんやで。
— 三菱サラリーマン@30歳でセミリタイア (@FREETONSHA) May 24, 2017
特別な才能は必要なく、誰でも給与収入から毎月投資資金を確保し、保守的な銘柄に投じれば、基本的には配当収入の右肩上がりのグラフを描けるでしょう。
配当収入は人生の選択肢を増やす上で非常に有効なツールになり得ます。
今月得た配当収入8万円は、既にSO(サザン)の購入にまわしています。
これからも日々の倹約と配当再投資を通じて、雪だるま式に配当収入を増やしていきたいと思います。
Best wishes to everyone!