なくてもいいけどあると便利なものは、買わなくてもやっていける。あるもので工夫しよう!
「別になくてもいいけど、あると便利なもの」
これってなかなか御しがたいものです。
なぜなら人間はついつい易きに流れがち、こういうものを買っちゃいますよね。
もちろん、そうやって自分の人生を豊かにすることはそれはそれで素晴らしいことです。
ただ、倹約・ミニマリズム・経済的自由達成を身上とする私は「なくても困らないけどあると便利なもの」に対して、物理的・精神的な断捨離をしてきました。
こういう「別になくてもいいけどあると便利なもの」というのは、人間を多感たらしめないようにしたり、成長する機会を奪ったり、本質から目を遠ざけたりする可能性があります。
「別になくてもいいけどあると便利なもの」を捨て、離れて、距離を置くと、本当に自分に欠かせないものが何なのかが見えてきます。そして、「なくてもいいけどあると便利なもの」が身の回りからなくなったところで、何ら不都合が生じないと身を以て断言できます。
むしろ、「なくてもいいけどあると便利なもの」が身の回りにないことで、基本的な道具を有効活用し、今あるものでなんとかなる、なんとかできるように工夫するようになる。
これこそが、最大の効用と言って良いでしょう。
なくてもいいけどあると便利なものその①:卵焼き器

あると便利だけどなくても良いもの①:卵焼き器
「卵焼き器を買おうかな」と思ったこと、あると思います。
確かに卵焼き器があった方が、卵焼きを作るのは楽チンですが、その用途は卵焼きに限定されます。卵焼きを作るためだけにキッチン棚のスペースを取り、購入費用もかかるわけです。
しかし、卵焼き器がなくても、丸い普通のフライパンで卵焼きは作ったことがあります。つまり、卵焼き器は卵焼きを作るという用途に限定されるにも関わらず、他の道具で代替できてしまうわけですね。
こういったものは極力もたないようにしています。フライパンで代用できるわけですから。
なくてもいいけどあると便利なものその②:時計
私の家には、キッチンや洗面所に時計があります。ただ、リビングには時計がないのです。
リビングに時計がないことで、特に不便を感じたことは一度もありません。
なぜならスマホを見ればすぐわかりますし、スマホが周りになければキッチンまで見に行けば良いだけです。
しかし「時間確認に便利だし、リビングに時計買いたいな」というのはうーんとうなってしまいます。この件もスマホを見るなり自分でキッチンへ行くなり、洗面所の時計をリビングに持ってくるなりなんなりして解決できることだからです。
すぐに道具で解決しようとするより、今あるもので何とかできないか考えるクセをつけるのは大事です。
もちろん、新たな道具を活用することで、効用度や労力や所要時間が大幅に変化するのであれば、これはまた別の話です。
なくてもいいけどあると便利なものその③:おふろ洗剤
おふろ用洗剤もあると便利ですが、正直なくても困らないです。
壁や床の汚れについては、使い古した歯ブラシを用いるのも良いですし、スポンジなどでもゴシゴシ擦れば十分汚れは落ちます。浴槽に至っては何も使わなくても自分の手で力を入れて擦れば、汚れは落ちるのでオススメです。
今あるもので工夫するという発想
モノが多いとそれだけスペースが取られ、必要な不動産の床面積も増え、その分不動産コストも上昇し、ひいてはモノが多いことによってウィルパワー(意志力)が削がれ、消耗します。
「別になくてもいいけどあると便利なもの」を一旦捨て、離れてみてはいかがでしょうか。自分が本当に何を必要としているのか、何に本質的な価値を感じるのかが見えてくるでしょう。そして、「なくてもいいけどあると便利なもの」が身の回りからなくなったところで、何ら不都合が生じないことを実感するはずです。
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ –
Best wishes to everyone!
衣服の断捨離によって、衣替えという概念を根本からなくそうという試みです。すっきりしますよ。
断捨離によって不要なものをそぎ落としていくことは、経済的自由とも密接な関係があります。自分が必要なもの、価値を置くものを再定義・明確化しておくことは人生において重要です。
出張へ行く際も、荷物をいかに少なくするかに腐心しています。必要最低限の荷物で快適に過ごす、それはとても心地よいものですよ。
ミニマリストのメリットをまとめたものです。