本記事は、アッパーマス層へ到達時に記したものです。
アッパーマス層とは
野村総合研究所(NRI)は、毎年「NRI富裕層アンケート調査」なるものを行っており、富裕層の調査・推計をしています。
アッパーマス層とは、その野村総研が定義する保有金融資産の序列のうちの1つです。
純金融資産保有額(保有する金融資産の合計額から負債を差し引いた値)に基づく世帯階層として、次のように分類されます。
- 超富裕層 :純金融資産5億円以上
- 富裕層 :1億円以上5億円未満
- 準富裕層 :5,000万円以上1億円未満
- アッパーマス層 :3,000万円以上5,000万円未満
- マス層 :3,000万円未満
ちなみに金融資産という定義なので、保有している不動産はカウントされないということですね。
世帯の純金融資産保有額と世帯数
上図は個人投資家の方々なら一度は見たことのある図かもしれません。それぞれの階層の世帯数を百分率に直すと以下の通り。
- 超富裕層 :0.1%
- 富裕層 :2.2%
- 準富裕層 :6.0%
- アッパーマス層 :12.9%
- マス層 :78.9%
こうして見ると圧倒的多数がマス層に分類されることになります。
5人に1人はアッパーマス層以上ということです。5億円以上の超富裕層は1000人に1人ということになります。
アッパーマス層到達の背景:資産を増やす3つの方法(給与の8割投資に回す)
資産を増殖させるには、下記3点に尽きます。
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- 運用利回りを上げる
これをひたすらストイックに突き詰めていくということ。私の場合は、2を突き詰めることで給与収入からの可処分所得の8割をひたすら投資に回してきました。
1.はサラリーマンをしている場合、年功序列なので副業でもしなければ増えません。
私の場合は就活の段階から給与の高い所に照準を定めたのでそれが幸いしました。
自分の価値観を見極めるために一時期のみ家賃26万円の目黒駅から徒歩4分のマンションに住んで固定費が高い時もありましたが、徹底的に「2.支出を減らす」を実践していたことがアッパーマス層到達に寄与しているはずです。
2.支出の最適化14細則を定め、それに則っています。
3.は私の場合、主にアメリカ・英国・豪州・香港・ベトナムなどの外国株と日本株でひたすら配当というフローを積み上げていくということです。
投資方針はやはりこれです。愚直に気長に給与の8割をひたすら株式市場に投下します。
明日は給料日。収入の8割をせっせと株式買付にまわす単純な作業。そうして配当収入の綺麗な右肩上がりのグラフが描かれていく。いかに若年期に投下資本を蓄積できるか、もうそれに尽きるんやで。
— 穂高 唯希|Yuiki Hotaka (@FREETONSHA) May 24, 2017
アッパーマス層到達が意味するもの
これは個人的には1つの象徴的な意味合いを持ちます。
中学・高校の同級生の友人との会話でした。
ちなみに彼も中学生の時から投資をしており、私よりずっと前から米国ETFに投資をしていたと記憶しています。その頃、同級生で中学から投資をしていたのは彼と私ともう1人の3人でした。
投資対象の選定という点において、彼は素晴らしい先見の明があったということですね。
そして時は流れ、24歳ぐらいの頃だったでしょうか。
そんな彼と皇居で、お互いの金融資産の展望を話していました。
30までには3,000万。それを10%で回せば300万。
これがその時の1つのベンチマークとして語っていたように思います。米国への株式投資リターンは過去平均で約7%。10%という数字は市場平均にアウトパフォームしないと実現できない数字ですが、当時はFXが念頭にあり、それゆえ10%という今思うと高望みな値が出てきたということです。
更に時は流れ、そのいわば目標額である3,000万に到達しました。
もっと沢山持ってる人は投資家の中にはそれは多数いらっしゃいますが、私にとってこの事実が持つ意味は大きい。
思考は現実化すると言いますが、それはもう強い思いで行動に落とし込んで行けば、やはり達成できるものだと思います。
筋トレでも水泳でも階段登りでも禁欲でも投資でも自分を貫き通すことでも、その根底を流れ行くもの、その幹を太くするもの、それはやはり意志力だと私は思っています。
いくつかの節目を迎える事象たち
ほぼ間違いなく2018年の年間配当金は税引後で120万円を超えてきます。月間に直すと10万円といういわば節目です。(のちに、月25万円)
当ブログの月間PV数も同じく10万という節目に到達しようとしています。(のちに、100万)
そろそろ環境的には一つ節目をつけても良い段階に来ているかもしれません。
Best wishes to everyone!
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のちに準富裕層に到達。現在は富裕層が見え始めています。
その後、30歳、資産7,000万円で念願のセミリタイアを遂に達成しました。
自己紹介はこちらをご覧ください。
コメント
先ほどはウチのブログにコメントありがとうございました。
プロフィール記事のところをざっと読ませていただきましたが、コメント欄が見つからなかったのでこちらに書きます。
なかなか楽しそうな人生ですね!
自分の思うように生きる、これこそ人生です。
日本人に欠けているのはまさにこの点です。
これからも頑張って早期リタイア目指してください。
たぶん余裕で出来そうだとは思いますけど。
コメントありがとうございます^ ^
ありゃ、確かに自己紹介の記事になぜかコメント欄がないですね、、教えていただきありがとうございます。
仰る通り、自分の思ったように生きる、まさに日本人に欠けているのはこの点だと私も思っています。
ありがとうございます、引き続き頑張ります^ ^
招き猫の右手さんのブログは非常に共感することばかりで、育児関係含め、いつも楽しく読ませて頂いています。
今後ともよろしくお願いいたします。