東京の高級料亭は、文句なしに素晴らしい。でも、、
仕事柄、海外政府系機関や国有企業の幹部接待で東京の築地や銀座で超が付く高級料亭の食事を幾度か頂いたことがあります。これはもちろん、文句なしで美味しいです。しかし値段は半端なく高いです。目の玉飛び出ます。
そして何やら時代劇の殿様の広間のようなとこに通され、掛け軸や何やら成語が書かれてある立派な額縁やら部屋のクオリティや接客も素晴らしいの一言です。
私が訪れたことのある築地・治作はこんな感じです。
それはもう東京の超高級料亭というのは、素晴らしいです。素晴らしいですが値段が高すぎる。値段を考慮すると微妙と言わざるを得ない。
鮨花吉の鮎魚女の唐揚げ800円、東京の高級料亭に勝つ
対して北海道。
この「鮨花吉」。
このお店の料理は築地・治作にも全く引けをとりません。
特にこの、鮎魚女の唐揚げ、お値段800円。揚がり方、鮮度、付け合せ、紅葉おろしポン酢との相性、どれをとっても素晴らしいとしか言いようがありません。
他にもバクダンと呼ばれる「ウニ・イクラ・筋子・納豆・山芋・卵」を混ぜて海苔で巻いて食べるものがありますが、これも絶品。なにせやっぱり鮮度が違う。
この船上ボイルボタン海老なんて500円でもうめちゃくちゃに美味。味噌のコクがあり得ない。
タラバガニは2,000円しますが肉厚でもうめちゃくちゃに美味しい。これと同じクオリティのものを東京で食べたら確実に一瞬で万を超える額になります。
食の豊かさは北海道が東京に圧勝と断じざるを得ません。
仕事柄、海外政府系機関の幹部接待で銀座や築地の超がつく高級料亭の食事を幾度か頂きました。これはもちろん文句なしで美味しい。しかし値段は半端なく高い。
対して北海道。この鮨花吉の鮎魚女の唐揚げ。800円。この値段で味は築地・治作にも全く引けを取らない。食の豊かさ、北海道、圧巻。 pic.twitter.com/6VX8rfy8UI— 穂高 唯希|Yuiki Hotaka (@FREETONSHA) July 12, 2017
「大谷会館」の絶品カキフライ@寿都
これももう感動しました。カキフライ食べてこんなに口の中でとろける程に柔らかく、中にミルクが入っているのかと思うぐらい口いっぱいにジュワァとコクのあるカキのエキスが口内に充満します。
このカキフライだけを食べに寿都に行く価値は十二分にあります。素晴らしいの一言。もちろん、しあわせ丼と呼ばれる「ウニ・イクラ・平目・マグロ」が乗ったどんぶりも素晴らしいです。しかしこれがもはやかすんでしまう程のカキの鮮度。これはぜひ一度味わっていただきたい。
結局、食材の鮮度が全てに勝る
友人は言ってくれます。「美味しいと言ったもので美味しくなかったものはない」と。
そんな味覚の肥えた、庶民的な商店街から超高級料亭まで色々なグルメを堪能してきた私が思う、グルメの根源、それはやはり「食材の鮮度は全てに勝る」ということです。
調味料からこだわり、鮮度を保つため空輸にお金をかけ、手間暇かけて作り、味付けにも工夫した都会の高級な食べ物、これはもちろん素晴らしいし美味しいです。
しかし、やはり私は思います。自然豊かな土地にある綺麗な水や海で育った、地産の鮮度抜群の食材がやはり勝つ。これは何も調味料を付けずとも抜群に美味しい。少量の塩を振りかけるだけでも十分。やはり鮮度が命なのです。
食材本来の味が失われると、化学調味料や添加物に頼ることに
鮮度が落ちて食材本来の味が薄れてくると、美味しく食べるためにはどうしても手を加える必要が出てきます。そう、化学調味料・添加物。
皆さんいつも買ってる加工食品や調味料の裏、見てください。
世は化学調味料・添加物だらけ
ほぼ全ての加工食品に「調味料(アミノ酸等)」と記載されているはずです。他にも甘味料、発色剤、保存料、酸化防止剤 etc…
添加物のオンパレードです。
私は何かを買う時は裏の原材料名を必ずチェックします。
キッコーマンの醤油や味の素の商品等々は買いません。コンソメももちろん無添加のものを選びます。
しかし添加物や化学調味料のないものを探すのは慣れてきますが最初は見つけるのに苦労するので結構大変です。でもその労力を投下するだけの価値があります。
食べるものというのは貴方を形作る基本となるものです。
株式の銘柄は熱心に選別する貴方、自分の口に入る食材も選別してみては如何?
Best wishes to everyone!