1,000円のランチがいかに高いか?
東京のランチって高いですよね。(北海道も何気に高いですが)
場所によっては平気で1,000円どころか1,500円とかします。
まずこういったランチを食べた場合の金銭的影響の度合いについて考えてみます。
1,000円というのは、以下の考え方でいけば、とてつもなく高いです。
配当1,000円得るには種銭5万円必要
配当収入で年間1,000円得ようと思えば、税引き後配当利回り2.0%として、種銭として5万円必要になります。
5万円ですよ、5万円。
種銭5万円得るには残業20時間必要
5万円残業で稼ごうと思ったら、何時間かかるでしょう?
残業代の時給を2,500円とします。
すると、5万円稼ぐには、20時間残業する必要があります。
つまり、
1回のランチ1,000円分を不労所得である配当収入を得る原資を稼ぐには、
20時間の残業代が必要。
1,000円のランチが持つコスト影響の大きさを、感じられましたでしょうか。
今から支払うコストが、自分の労働単価で何時間分に相当するのか、というのが1つのベンチマークになります。
勤め先ではランチは実質無料なので、普段はあまり気にしません。しかし、休日に外食する際は上記の換算方法を頭の片隅に置いています。
では前置きが長くなりましたが、節約に焦点を当てた場合に、如何に外食ランチをコスパ良く楽しむかについて以下の通りおすすめしたいと思います。
公共の格安食堂で外食ランチを節約
市役所や都庁、大学の学食には一般に公開されている格安な食堂があります。是非これらを利用することをオススメします。
慶應大学
例えば慶應大学の三田キャンパス内にある「山食」ではおいしいカレーやラーメン、定食が格安で提供されており、300円台のものも全然あります。
東京大学・東洋大学・早稲田大学・成蹊大学
東京大学の本郷キャンパスにある東大生協 本郷中央食堂では、名物の「赤門ラーメン」が食べられます。
他にも東洋大学や早稲田大学、成蹊大学など都内には一般人でも利用できる学生食堂がたくさんあるようですね。
東京都庁
新宿にある東京都庁の職員食堂は職員でなくとも一般人でも利用可能です。食堂は32階にあり、東京を眺めながらランチが楽しめます。
食事の価格帯は400~700円と、学食よりは高いですが、それでも十分リーズナブルな水準です。
各区役所
東京都は都庁だけではなく、台東区役所、北区役所、葛飾区役所、文京区役所、港区役所、練馬区役所、江東区役所、千代田区役所など多くの区役所で食堂を一般開放しているとのこと。
また、省庁の食堂もお得なランチが楽しめる穴場スポット。
例えば板橋区役所ならワンコイン。
板橋区役所の南館1Fにある食堂。
定食やパスタ、カレー、そば・うどん、ラーメンまでワンコインでOK。
店内も綺麗です。
農水省では、「農林水産省の食堂に国産食材を味わいに行こう!」と題して、食料自給率を学びながらおむすびやそば、うどん、くじら料理などを頂けます。他にも、特許庁第二食堂や東京家庭裁判所内食堂などにも一般利用ができる食堂があるようなので、私も行ってみたいと思います。
株主優待
もちろん、株主優待を利用することは言うに及びません。
外食する際も、株主優待が使用できる店舗に好んでいきます。
特にジェフグルメカードの利用可能店舗は相当幅広く、新丸ビルや丸ビル・TOKIA等々の店舗でも利用可能ですし、もちろんモスバーガーや銀座LION等の店舗でもOK。
ギフトカードなら大丸や高島屋等のデパートに入っている飲食店でも利用可。
刹那的な欲望ではなく、”足るを知る生活”をこれからも心がけていきたいです。