配当利回り4.5%超えの米通信大手
先日、米通信大手のベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)の第4四半期決算が発表されました。
EPSは予想を下回り、売上高は予想より良好なものの、前年同期比では減収と内容の悪い決算でした。
株価が下がっていたので新規で170株購入しています。
EPSは予想0.89ドルに対して、結果0.86ドル。
売上高は予想321億2000万ドルに対して、結果323億4000万ドルと予想を上回ったが、前年同期比ー5.6%の減収。
減収となった主な要因は、Tモバイル(TMUS)とスプリント(S)との競争が激しく、ワイヤレス部門が低調なこと。ポストペイド(料金後納)プランの解約率が1.10%と予想を上回ったことに加えて、純増数は予想の72万6000件に対して、結果59万1000件と大きく下回る。
また昨夜NY時間に、定額使い放題プランの導入される見通しとのことで、少し売られてますね。
同社の配当実績
それでは、同社の直近10年の配当実績を振り返ってみましょう。
2016 | 2015 | 2014 | 2013 | 2012 | 2011 | 2010 | 2009 | 2008 | 2007 |
2.31 | 2.26 | 2.20 | 2.12 | 2.06 | 2.00 | 1.95 | 1.90 | 1.84 | 1.72 |
そこそこ良い感じに配当が伸びています。
直近5年・10年・15年の増配率は下記の通り。
5年 :+16%
10年:+43%
15年:+50%
さすがにIBMやJNJと比べると見劣りしますが、それでも十分な数字だと思います。
同社の配当は2・5・8・11月に行われます。
私のポートフォリオ上、どうしても1・5・10・11月の配当が少なくなるので、その平準化の意味合いも込めて、同社の株を購入しました。
年間を通して配当収入を最大化するのがもちろん第一義的ではあります。